ストリングパターン、ストリング、ここの所そんな話しているんですが、フィーリングを開発の方にに伝えたり、その人に合うラケットを考える、その人に合うラケットとストリング、テンションの組み合わせを考える、兎に角ラケットを取り巻く話は難しいんですよ!
思いつくままに書いていきますが、ラケットの重さとストリングの関係
例えばTファイトの320にテストでストリングを張ります、当然ラケットは320gです、そこで次自分のラケットTファイト野口SPLに張り上げます(注 野口SPL=ウエイト 張り上げて385g G4 テンション70lbsLowest 76lbs Highest)、兎に角ボールが良く潰れる、理由は重さです、320の際よりもSPLの時の方が自重(ラケットの)があるのでボールに対する衝突時の?エネルギーが増大するからですね。
ただ重さはそれ単体でもエネルギーになりますが、振らないと!というのもあります、故にか細い女子に重いラケット持たしてもダメなわけで、逆にか細いからと言って軽すぎるものだと、ボールに負けてしまう、故にラケットの重さ、その人の力、スイングスピード考えないといけないんですよね、またか細いのに上手くラケットが振れる人はその結果、見た目よりもハード傾向のストリングが合う場合もあります、これはパワーはないけど、スイングスピードがあるという事なんです、ややこしいですよね?
バランスも難しいですよね、イーブンバランス=真ん中辺りに重心がある、トップヘビー=頭のほうが重い、トップライト=手元のほうが重い。
例えばストロークで非力な方はトップライトのほうが降り出しやすいはず、でもパワーの有る人にはラケットが出てこないと感じ、トップヘビーの方がラケットが出て来やすいと感じるはず。
またトップヘビーのラケットのほうが当たった時にはボールは潰れます、糸の選択も違ってきますよね。
後はグリップテープや、グリップレザーの話ですが、長年グリップテープを使わなかった人が(最近は殆どいないですが、レザーのまま使用の人は)グリップテープを使用した直後よくあった話なんですが、ほんのちょっとのアウトが、ネットが起こる、レザーの時には上手くあたる時に握ったり、緩めたりしていた際にいい意味でのグリップの滑りがコントロールに寄与していて、グリップテープは微妙に動かすのには不向きです、それゆえに起こるミスでした、でもそれも慣れの問題で解決はしていきます、あまり手のひらに吸い付くグリップテープはグリップチェンジの際に不具合が出るかもしれません、そしてそれがコントロールに影響が出る事はあります、グリップサイズも然りです。
そして、エックスブレードですが、グリップ部分セプトンという樹脂で覆われています、通常この部分はポリウレタン剥き出しです、それと比較すると握りしめた時にかっちりと動かないのと、柔らかい部分に多少なりともめり込むのと違いは出ますよ、めり込まないに越したことは無いです、グリップテープの下をナチュラルレザーにするだけでもかっちり感向上しますよ。
チェックする所、感じ方の違いその理由、まだまだ深いですよ、この話は。

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