ジュニア、高校生の試合でハイレベルであるはずのグレードの試合にて
ハードコートで、男子で、高校生で殆どがサービスサイドでも「雁行陣」!これはいただけない、で何がいただけないのか?いただけない!思ってもその裏はどんなふうに見ているのか?思っているのか?
ある程度なら技術、戦術の観点からサービスダッシュをしない事のデメリットを考えるでしょう。
次はダブルスと言うのは1試合で、1ゲームで、1ポイントでグラウンドストローク、ボレー等々シングルスよりも諸々を使う機会のあるもので、非常に多岐にわたるショットが、技術が要求されるもの、それにより得られるバランス、位置の変化によるショットの感覚の変化やアジャストを雁行だけでは得られないので勿体ない。
次は高校生で幅広く技術も戦略も身に着けるべきなのに、それが行われない。
その次は選手がサービスダッシュもやりたい!と思っても、監督がコーチが目先の勝ちだけを考える、つまり監督コーチにとっては今目の前にある勝ち負けが第一で、それに対して学校側はお金を払っているわけで、学校側の狙いもそこ、選手にはサービスダッシュをトライさせるよりも、固く雁行で行かせる、となるわけですね、そこには選手の将来や育成に関してのビジョン、海外を見据えて今何をすべきか?させるべきか?そんな設定や配慮はない、そこを憂慮する、日本の現状を。
分かる分からないの差、コメントひとつから見えて来る事の差、レベル差、分かりますか?テニスってこの分かる、分からないが結構決定的で、練習したり試合に出るって事は、「テニスを分かるようなるため」でここの部分が分かって来ないと何も変わらないっていう事になります。

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