(カルネオニュース)
トップヘビーのラケットだと、振れる人には振りぬきやすい、しかし振れない人はトップヘビーの良さを引き出しきれない、振れなければ良さは出ない。
トップライトでは操作性は良いし、振りぬきも楽である、ただ「打ち負ける」「飛ばない」、逆にいえば打ち負けない、飛ぶのであればアベレージプレイヤーには”トップライトのバランスのラケットの方がいい!!”と言う事です。
後ここは私個人のトップライトの方がアベレージプレイヤーにはいいぞ!と言うポイントはトップヘビーでは面が安定する気がしますが、真ん中外した時には重心が上にあるだけにぐれっと来る感じでラケットは動く、これが手首、肘に来るのでは?と思います、軽量トップヘビーのラケットを使っている人がエルボーバンドしていたり、サポーターしていたり、多く見受けれられませんか?
デュアルコイルSPT265とカルネオ265と比べると
デュアルコイルSPT 340mm
カルネオ265 335mm
とはいえ、「本当に頭が軽くて飛ぶのかよ~」との声も聞こえてきそうですね、そうその通り、ただ頭軽くしましたよ、では済みませんよね、頭を重くして飛ばす!ではなくて基本性能でボールを飛ばす工夫があります、つまりターボを付けてパワーを出すのではなく、エンジンの基本性能でパワーを出す、つまりフレームの持つ基本性能でボールを飛ばそう、そして操作性のいいバランスで自由にラケットを操作しよう、と言うラケットと私は理解しています。
その工夫とは?
フェース形状と言うか、ストリングの縦を長く取れるようにデザインしてあります、縦糸が長いほうがボールは飛びます、パチンコ(ギャンブルのではないですよ)もゴムが長いほうが飛ぶでしょ?
ストリングパターンを粗くしています、16×18です、たわむので飛びはよくなります。
フレームの5時 7時の辺りを厚く補強?しました、これでボールが当たった時のフレームのねじれを抑えます、ねじれるとその分反発(=飛ばす)にラケットの動きが使えなくなりますから。
グロメットの下部に高反発性素材を採用、これも飛ぶ事の工夫です、この新素材はゴルフボールの素材からの転用?です。
ITF、WTA、ATPのツアーを回っている人用のラケットではありません! 公営のコートの9時~13時で見かける、8割、9割ダブルスしかしない、大きいスイングでがっつん、がっつんボールを叩く事無い、そういうテニス人口の多くの方の助けになるラケットと思います。そこまでいかなくても、男子である程度ボールを叩ける人、女子でも厚めのグリップで叩く、ひっかけるタイプの方は合わないと思います、小さい目のスイング、ボレーがメイン、ダブルスにおける操作性を重視、パワーに自信のない方、そんな方たちに合うラケットです。


見解は野口の見解でBSの会社としての意見、開発の意図とは違う事もあり得ます。

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