土曜日の早朝からの日記です。
映画版「電車男」のレンタルビデオ店のアニメコーナーにバンダナをして出演していたMAKIO君と別れ、帰ってきたのが7時。久しぶりに参加する治験のための事前検診が9時に八王子であるので、風呂に入ってから出かけましたよ。事前検診のため、前日の21時以降食事をしてはいけなかったのですが、何故か前日の13時に昼食を食べたのが最後で、それ以降何も食べていなかったのであります。腹減ったよー、流石に。結局、終了したのが13時でした。約24時間ぶりの食事でしたが、
ペッパーランチでハンバーグ&チキンソテーライス付を食べました。ハンバーグがイマイチだったけど、まあまあかな。
当初の予定では、新文芸坐で本日から石井輝男監督特集が始まる日本映画の最も人気のあるカルト映画(と、思われる)「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」を見るつもりだったのですが、映画版「電車男」のレンタルビデオ店のアニメコーナーにバンダナをして出演していたMAKIO君からのメールで「朝一からメチャ混み」との情報を貰ったのと、新文芸坐の会員証を持ってくるのを忘れたので、取りやめ。浅草名画座に電話し、15時20分から見ると3本とも見れる、との事なのでそちらにしました。
八王子駅前にあるブックオフで、小沢昭一&宮腰太郎著「東海道ちんたら旅」の文庫本を350円で購入。この本、以前から1階のブックオフでも見つけていて、いつか買おうと思ってはいたのですが、105円になったら買おうとせこい考えがあったので買ってなかったのですよ。
京王八王子から浅草まで行くのに、都営地下鉄浅草線に乗りましたが、浅草線に乗ったのは、新日本プロレスが蔵前国技館で「プレ日本選手権」の決勝に行った時以来でしょう。って、古いよネタが。
浅草名画座 1200円
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太平洋のGメン」
石井輝男監督・脚本による作品。ニュープリント上映というのがウリだったようですが、流石に眠く殆ど寝てました。折角新文芸坐の特集上映から外された映画の上映でしたが、眠かったなー。
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎」
ヒロインが桃井かおりで、その結婚相手が布施明。コメディリリーフとして湯原昌幸が出てますが、渥美清との掛け合いはなかなかでした。
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人生劇場 飛車角と吉良常」
新宿昭和館が無くなり、その遺志を継いだ中野武蔵野ホールも閉館し、東映任侠映画を見るチャンスはめっきり減り、約2年ぶりでした。これは以前1度見てますが、その時のあまりの傑作ぶりに感動したのをよく覚えていて、今回相当期待して見ましたが、期待以上の映画であった事が確認されました。高倉健も良いですが、何と言っても鶴田浩二と藤純子に尽きます。藤純子は緋牡丹博徒の女侠客役で有名ですが、彼女が輝くのは芸者、女郎を演じた時でしょう。鶴田浩二の我慢の演技、泣けてきます。浅草東宝が来年1月に閉館するので、浅草が遠くなると思っていたのですが、浅草名画座と新劇場にはまめに通う事にしたいと思います。
浅草東宝オールナイト「三つの船で大海原へ! 〜三船 敏郎 海洋アドベンチャー特集〜」1200円
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海賊船」
モノクロで制作年度が古いため、録音状態が悪いせいか、台詞が聞き取りにくく、きつかったです。海賊が主人公なのに、途中から子供達との交流がメインになったため、海賊としての魅力が消えました。
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密輸船」
三船敏郎と久慈あさみが警察官として登場。久慈あさみはサラリーマン物で社長の奥様役とかしか見たことが無かったので、新鮮な役でした。内容的には、三船の役が黒澤の「野良犬」に近いイメージで、展開も面白かったです。音楽が早坂文雄ですが、ギターの旋律が印象に残るもので、「第三の男」をイメージします。
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囚人船」
タイトル通り、囚人を船に乗せ、ある意味商船学校のような存在だった実際にあった船についてのお話。物語の展開は面白いですよ。
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怒涛一万浬」
三船プロダクション制作。森繁久弥、人見明が出てますが、人見明が普通の役を演じているのは初めて見ました。植木教祖の映画で見せる「バーカ」を是非やって欲しかったですね。
オールナイトが終わり、帰ってきたのが7時。金曜の朝から約48時間経ってました。途中、電車の中、映画の途中で寝ましたが、寝た時間を合計すると3時間ぐらいだと思います。きつかったなー。

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