昨日の事は、昨日の日記。
新文芸坐 1000円
「
SAYURI」
欧米の日本マニアにはバイブル的な映画となっている事でしょう。チャン・ツィイーは相変わらず可愛いですが、なんと言ってもコン・リーと桃井かおりが凄すぎる。特に、英語で台詞を喋っても、桃井節全開のかおり様には参りました。役所広司が相撲観戦をしているシーンでは、盛んに「踊る」という言葉で遊んでましたが、これは「Shall We Dance?」主演俳優を当て込んだ台詞なのかも。それにしても、アジア、特に日本を象徴している物の代表として「相撲」というのは相当認知されているのでしょう。相撲取りの中に、舞の海がいたように思うのですが、エンド・クレジットでは確認出来ませんでした。セットが素晴らしく、流石ハリウッド映画です。
「
親切なクムジャさん」
身代わりで15年の懲役刑に服し、その復讐のため主犯を自主的に捕まえた女性のお話ですが、予告編では単に個人の恨みを晴らすだけだと思っていたのよ。それがさー、ラスト近くに誘拐された子供の最後の映像が遺族に見せるシーンがあって、このシーンはやばいですよ。遺族でなくても正視出来ません。
新宿末広亭「深夜寄席」 500円
約20数年ぶりに行きましたよ、末広亭に。深夜寄席は初めてです。ま、当初の予定ではフィッシュマンズのライブ映画を見る予定でしたが、初日舞台挨拶で監督の川村ユウスケ、スカパラの欣ちゃん、そして竹中直人という面子では整理券も無くなるわね。そのお陰で落語を聴けたのですが、結果オーライでしょう。出演者は、トリから春風亭昇輔、春風亭笑松、春風亭柳之助、春風亭柳太郎の4人でした。はっきり言って上手い人はいませんでしたが、寄席の雰囲気は最高です。又、行きますよー。巷では落語ブームと言われてますが、場内超満員でした。ブームはいつか終わりますが、落語は次の世紀ので残る事は確実です。

0