千秋楽の新歌舞伎座、開開演前に本日のステージをご覧になる皆さんとお会いし、お茶。楽日の舞台は見たかったですが、何でも叶うと思ってはいけません。
東京での公演を望むファンの方は多いでしょうが、大阪・新歌舞伎座で開催された、というのが価値があるのでしょうし、それを見に行くのもファンの楽しみなのです。東京近郊に住んでいると、イベント開催等、恵まれすぎていて、感覚がマヒしているのです。地方のファンは東京まで、年に何度も来られる方もいます。少しは東京近郊のファンも、苦労させないと平等ではないでしょう。
新文芸坐「志らくのピン〜シネマ落語編〜」 2,500円
前回はスカパラのライブがあり、チケットを買っていたにもかかわらず、行けなかったのであります。で、今回のチケットは買うのが遅くなり、いつもより後ろの席になってしまいました。次回のチケットは、今日の中入り時に買い、希望通りの席が取れたので良かったです。
今日の演目は「マイ・フェア・レディ」ですが、完全に「たらちね」の後日談となっていて、当然「たらちね」本編(?)もその直前にやっているわけです。しかも、中入り前にやった「錦の袈裟」とも繋がっていて、ラストは「妾馬」まで繋げるという見事な創作ぶり。シネマ落語、久しぶりの大ヒットであります。
新幹線のチケットも、シネマ落語のチケットも無駄にして、千秋楽の舞台を見ようかとも思ったのですが、やはり当初のスケジュール通り動いて正しかったです。勿論、千秋楽の舞台を見たら、それはそれで良かったと思うのでしょうけど。

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