まずは昨日見たブルース・リー関連映画について。
シネマート六本木スクリーン4「第23回 東京国際映画祭」1300円
【生誕70年記念〜ブルース・リーから未来へ】
「伝説の男」
2009年、ベトナム映画、106分。リュー・フィンリュー監督作品。
チラシには、「ベトナム戦争を乗り越えてドラゴン誕生。」と書いてあります。
席は、J列4番。K列が機材等が置いてあり、実質的には最後尾。
枯れ葉剤の影響で身体と脳に障害を持つ青年ロン、母親とソリが合わない17歳の少女。
母親が捨て子だった赤ん坊のロンを引き取り、ベトナムの伝統的な武道を教え、父親がブルース・リーだと伝える。
この時、壁に貼られている燃えよドラゴンのポスターがベトナムの田舎の家には不釣り合いなほど、格好いい。
少女がチャットで知り合った男に会い、売春組織に売られ、都会に連れて行かれ、ロンが微妙な武術で救出。
ロンという名前からドラゴンへの道・エピソード1、母親からの暴力はいけないという教えはドラゴン危機一発、オートバイを使うシーンはクローズ版死亡遊戯、ブルース・リーを徹底的に使用。
字幕は英語と日本語があり、英語でmovieと済ませている作品名は死亡遊戯、カラオケの歌詞は英語では、karao songと出ますが、日本語では歌詞全てを表示。
日本語字幕担当の方、非常に良い仕事をされています。
終了後、ロン役を演じたダスティンがQ&Aに登場。
アメリカで育った青年なので、ベトナム語ではなく英語での質疑応答になりました。
通訳はベトナム語と英語、二人用意されてましたが、ベトナム語の通訳は出る幕無し。
福岡アジア映画祭で上映され、福岡市がフィルムを買い上げたため、福岡の図書館所蔵フィルムと冒頭に出ます。
正直言って全く期待してなかった映画でしたが、過去に製作されたボンクラなブルース・リーリスペクト映画とは違い、母親への愛情、次世代との関係をキッチリ描いている良質な作品に仕上がってます。
チラシにはブルース・リー枠で紹介されていたのに、私のブルース・リー関連の知り合いが二人しか来てなかったのは不思議だし、残念。
ブルース・リーファンの視野の狭さ、好奇心の無さに呆れるのも、相変わらずの事だと思い直した次第です。
で、今日。
図書館で予約していたCD「Love Swing〜Jazz Cover Compilation〜」を借りる。
世良譲氏ゆかりのアーチスト参加のカバーアルバム。平賀マリカさん歌唱の歌が1曲収録されています。
洋泉社発行、佐藤利明氏編著による「
植木等ショー クレージーTV大全」をブックファースト渋谷店で購入。
本当はトリプルポイントをやっているタワーレコード渋谷店で買うつもりが、タワレコは入荷していない!
売れる本なんだから、キッチリ入荷しなくちゃ駄目よ〜ん。
シネマート六本木スクリーン4「第23回 東京国際映画祭」1300円
ディスカバー亜州電映【生誕100年記念〜KUROPAWA in アジア中東】
「炎」
席はI列12番、出にくい中途半端な席です。
1975年、198分。
インド映画界の真のスーパースター、アミダブ・バッチャン出演作品。
追加発売分で何とかチケットを購入し、見ることが出来ましたが、フィルム自体は日本のフィルムセンター所蔵の物だったので、別な機会があれば見れる可能性あり。
インターミッションになっても休憩が無く、3時間以上冷房の無い映画館に閉じ込められ、インド現地で見ているような臨場感を感じたのは貴重な体験でした。
黒澤明「七人の侍」の二人版。
違いは長老的な絶対的権力者が不在なのと、農民が戦わない事。
バッチャンが死んでしまうのは、ボルサリーノでのベルモント的な役を狙ったと思われ、生き残るより印象に残る得な役と言えます。
デアゴスティーニから定期講読ものが到着。
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