シネマヴェーラ渋谷「はぐれ者の美学 追悼 神波史男」1000円
「女囚さそり 第41雑居房」
1972年、伊藤俊也監督、東映、89分。
梶芽衣子のセリフが二言しかない、徹底的にスタイリッシュな作品。
パトスで見た時はイマイチだったけど、芽衣ティンの魅力たっぷりで、見応えアリ。
「非行少女ヨーコ」
1966年、降籏康男監督、東映、85分。
オープニングクレシットから和ジャズ炸裂で、サンドラ盤が出てたらレンタルするぞ。
睡眠薬を回し飲みする若者が出入りするジャズ喫茶、絶対に経営者にはなりたくない。
谷隼人の父親、佐野周二。緑魔子の母親、平均の下宿家のオカミサン。
映画のラブシーンを見ただけで、サントロペ行きの貨物船に乗る魔子と隼人、海外への憧れが強かった時代を象徴しているのかも。
図書館で、予約していた本を借りる。
立川談志「談志映画噺」
北沢タウンホール「立川談笑 月刊独演会 月刊談笑 6月号(最終号)」3500円
18時46船、立川笑二(開演前、開口一番)「饅頭こわい」
19時02分、立川談笑「VTR」
19時03分、立川吉笑「マクラ」
19時10分、吉笑「台本問題」
19時36分、立川談笑「マクラ」
19時39分、談笑「イラサリマケー」
19時49分、談笑「マクラ」
19時51分、談笑「薄型テレビ算」
20時20分、談笑「猿のゆめ」
20時40分、中入り
20時53分、談笑「新作・三題噺」(お題「ガラパゴスの入国管理局」「二番番頭」「寝台列車」)
21時37分、別冊付録「談笑に訊け!」聞き手、広瀬和生
21時50分、終了
三題噺の下げが出来てないとの事で、開口一番終了後、言い訳VTRを流し、予定になかった弟子の吉笑に落語をさせて、談笑登場。
急な出番にもかかわらず、三題噺のお題を入れた新作を披露した吉笑は凄い。開口一番の笑二も細かい余分なクスグリが面白く、一門として楽しみ。
談笑の中入り前のネタは鉄板で、とてつもない傑作揃い。
ラストの新作・三題噺は意外にも人情噺をベースに現代社会への問題提起がされていて、聞き応えアリ。
広瀬さんのコーナーでは、今日が最終回なので、下座の恩田えりさんも登場。
トンデモ落語の会から聴いていた談笑、何度行っても当たらなかったのに、今年に入ってやっと馴染んできた所で会が終了するのは非情に残念。
救いは新たに、新作・談笑という会が始まるので、そちらは毎月ではなあので通いたいものです。

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