新文芸?「スクリーンで観ておきたい!珠玉の名編 Vol.18 ドラマ編」1050円
「少女は自転車にのって」
2012年、監督・脚本:ハイファ・アル=マンスール、サウジアラビア・ドイツ、97分。
女性への戒律が厳しいサウジアラビアで、自転車を欲しがる女子中学生。金への執着心が強く、手数料を二重取りしたりするが、コーラン大会の優勝賞金が自転車を買える金額と知り、奮闘努力。
優勝はするが、賞金は寄付金に回されるのは大人への不信感を増す。
一夫多妻制らしく、男を産まなかったという理由で別に結婚する男のエゴ。
捨てられた母親が娘のために自転車を買ってあげるラストは救いようがある。
「おじいちゃんの里帰り」
2011年、監督・脚本:ヤセミン・サムデレリ、ドイツ、101分。
トルコからドイツへ労働力として移民してきた男と家族の物語。
ひ孫を巻き込んでのトルコへの里帰り中に男は死に、国籍がドイツだからという理由で外国人墓地に埋葬されるのを、違法なれどトルコ式の埋葬をするシーンはグッとくる。
今日の二本はどちらもコーランが重要視されていて、物語へドップリ浸かれた。三軒茶屋中央劇場が営業していたら、確実に上映されたであろう。
太龍麺池袋東口店、餃子定食950円。ラーメン、餃子3個、小ライス。豚骨醤油ラーメンって、何処で食べても同じだな。

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