早稲田松竹「早稲田松竹クラシックス Vol.95 イエジー・スコリモフスキ監督特集」1300円
「シャウト」
1978年、監督・脚本:イエジー・スコリモフスキ、イギリス、86分。
殺傷能力のある「叫び」を持つ男と居住する精神病院の患者たち。
ストーリーが破綻しているのは登場人物の一人による幻覚が中心になっているからと思われる。自社制作映画の匂いが出まくり。
「ムーンライディング」
1982年、監督・脚本:イエジー・スコリモフスキ、イギリス、97分。
ポーランドからイギリスに不法就労で内装工事をしに来た4人の男たち。
作業中、ポーランド国内で戒厳令が敷かれるが、真実をメンバーに知らせることが出来ないリーダー。
スーパーで買い物、レシートを利用して再来店し、同じ商品を袋詰めする万引きの手口、発想は面白いし、現実的だが、同じ店を何度も利用すれば目立つのは当然。
ラスト、ポーランド帰国のたもに行った空港で真実を伝え、激昂するメンバー。彼等はポーランドに帰れたのだろうか?

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