シネマヴェーラ渋谷「相米慎二を育てた男 プロデューサー伊地知啓の仕事」1000円
「死んでもういい」
1992年、監督・脚本:石井隆、アルゴプロジェクト、サントリー、117分。
大竹しのぶの微妙な色気に惑わされる永瀬正敏はまだまだ若い、一回り年上の旦那の室田日出男の貫禄と男っぷり。
大竹しのぶの役名はナミ、石井隆ワールドには欠かせない名前。ラジオから流れる、ちあきなおみの「黄昏のビギン」が絶品。
「八月の濡れた砂」
1971年監督・脚本:藤田敏八、日活、91分。
「太陽の季節」から始まる日活太陽族映画の末路的作品、作品の質は「太陽の季節」と大差ないが、石原裕次郎が出ているかどうかで評価が変わる。
ロマンポルノ転換前に藤田敏八は区切りを付けたかったのかも。
エンドクレジットで流れる石川セリの歌が良すぎ、映画のイメージを上げている。
ディナーワーク中、地震アリ。

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