久しぶりに、昨日の出来事。
シネマヴェーラ渋谷「巨星・橋本忍 日本映画の黄金期を担った脚本家」1000円
「憎いもの」
1957年、監督:丸山誠治、脚本:橋本忍、東宝、61分、白黒。
東京で真面目に働いていると思っていた娘が売春旅館に在籍し、知り合いの東野英治郎に嫌々連れて行かれた父親の藤原釜足が東野英治郎が娘を買った現場を目撃し、宿泊先で東野英治郎を絞殺。
宮口精二の取り調べ、男女問わず椅子無し。絞殺の理由が明確でなく、憎いという抽象的な物なのが、物語に深みを与える。
「幻の湖」
1982年、監督・脚本・原作:橋本忍、橋本プロ、165分。
4度目、数年に一度見る機会があるが、毎回新たな発見がある。ラストの雄琴でのランニング対決で歴史的な石碑が明確に読めるように出てきたりするのは、監督の意図が何かあるような気がする。
1982年の作品だが、当時はまだソープランドではなく、トルコ風呂表記。
ロビーで某黒い師匠がいて、軽くご挨拶。全く同じ時間で見るのは珍しい。
新宿道楽亭「神田松之丞独演会 講談実験室 其の十三」1500円
19時32分、神田松之丞「マクラ」
19時40分、松之丞「畔倉重四郎〜重四郎召し取り」
20時03分、松之丞「大高源吾〜両国橋出会いの一席」
20時30分、松之丞「勝田新左衛門」
20時58分、終了
重四郎召し取り、昨日のミュージックテイトではネタ下ろしで30分やったが、今日は約20分まで刈り込んでいた。素晴らしい!
二席目の大高源吾はネタ下ろし、ダークな噺だが、松之丞の語りだと聴けてしまうのが凄い。
ラストの勝田新左衛門、前半はダークな感じだが、銭湯のシーンから滑稽色が強くなり、最後まで集中して聴けた。
新宿道楽亭での講談実験室は今日で最終回、数回しか行けなかったが、同行した某マイミク美人女性は満足されたようだし、私も新宿まで出向いた甲斐のある会でした。
終了後、同行した某マイミク美人女性と都内で一番安い居酒屋「一休」に潜入。メンバーズカードを新たに作り、飲んで食べて二人で4000円強。私が誕生月だったので生ビールを一杯無料。

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