昨日の出来事。
ザムザ阿佐ヶ谷「稀代のエンターティナー!フランキー太陽傳」
「猿飛佐助」1000円
1955年、監督・脚本:井上梅次、日活、97分、白黒。
大阪城の絵図を巡り、猿飛佐助と石川五右衛門が争い、絵図は半分に切れてしまう。続編があるのか。霧隠才蔵は真田九勇士の一人。
フランキー堺とシティスリッカーズが音楽担当でクレジットされているが、メンバーの映像は無い。
カラーポスターに「浮気道中の巻」「忍術修行の巻」の表記はあるが、明確な区別は無し。
フランキー堺の身軽さが強調された特撮、単純だが楽しい。
「ドラムと恋と夢」1000円
1956年、監督:吉村廉、日活、55分、白黒。
整理番号6番、最前列左から二番。
盲目の若い女性の手術費用を捻出するため、フランキー堺はプロレスをする。チャップリンがボクシングをする「街の灯」のコピーだが、フランキー堺がドラム缶を叩き、見事なドラマーぶりを見せる。
盲目にヒロイン中原早苗が夢見るドラマー候補で長門裕之、岡田真澄、葉山良二。薬局店員を三橋達也。メガネをしてない看護婦を芦川いづみ。は確認出来たが、眼科医の北原三枝や三國連太郎は気づかなかった。
見世物小屋、サーカスの内情が見れたり、貼ってあるポスターに浅香光代一座や当時の日活作品「風船」があるのが貴重。
本来はコニカラー作品だが、再現方法が無いための白黒上映。そのため、オープニングクレジットは電飾の白さで文字がほとんど(全く)読めず。
ザムザ阿佐ヶ谷は初めて入ったが、靴を脱いで見るスタイル。スクリーンはラピュタより大きく、客席はひな壇になっていて見やすい。靴を脱ぐのだけが、マイナス。
久しぶりに阿佐ヶ谷に来たので、ホープ軒に行きたかったのだが、月曜定休で食べられず。
松屋下北沢店、鶏のバター醤油炒め定食630円、ライス大盛り無料。
下北沢シアター711「志らくのひとり芝居 不幸の伊三郎」3500円
19時02分、立川らく者「前説」
19時03分、立川志らく「マクラ」
19時10分、志らく「ひとり芝居」
19時18分、志らく「ひとり芝居」
19時48分、志らく「ひとり芝居」
20時05分、志らく「ひとり芝居」
20時26分、志らく「ひとり芝居」
20時35分、志らく「終演のあいさつ」
20時37分、終了
整理券なし、一番に並び最前列左端。の筈が、後から左に補助椅子を出され、女性が座った。この女性、下町ダニーローズ公演でダブルキャスト出演した女性だとすぐにわかったのだが、名前が不明だったので失礼と思い、声をかけなかった。
志らく師匠が20代の頃、渋谷ジャンジャンでやっていた「ひとり舞台」で好評だった不幸な親父を、今年ダニーローズで上演された「不幸の家族」のエピソード1として設定。
基本的にはコント、ギャグを連続して見せる、笑いの多いステージ。芝居の時のようなシリアスな感じは皆無で、志らく師匠の才能がふんだんに詰まった傑作となった。喬太郎や昇太も同じような「ひとり芝居」が出来ると思うので、本人にやる気があれば見てみたい。
今日の芝居、使用する音楽等、著作権の問題でソフト化は難しいのなら、舞台で使用した音楽等を差し替えてのソフト化を希望。志らく師匠の副音声入りでリリースされたら、絶対に買います。
普段なら下北沢から三軒茶屋まで歩くのだが、台風10号が来ているので、早々に撤収。


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