新文芸坐「遊撃の美学 映画監督 中島貞夫映画祭」1050円
「唐獅子警察」
1974年、監督:中島貞夫、原案:かわぐちかいじ、滝沢解、東映、90分。
乞食を父親に持つ腹違いの兄弟。故郷、大阪を捨てヤクザで成功した兄、小林旭に対抗するため、上京し自分の組を作る弟、渡瀬恒彦。
兄が所属する組に敵対する関西の組と手を組むが、上層部の思惑に翻弄され縄張りを取られ、関西の組長、安藤昇と東京の幹部を渡瀬恒彦が射殺。
結局、組の都合で良いように使われた二人の生き様は切ない。かわぐちかいじ原案てのも、ポイント。
「脱獄・広場殺人囚」
1974年、監督:中島貞夫、原型:美能幸三、東映、97分。
松方弘樹が脱走するが、女郎屋で暴れたり、昔の仲間(室田日出男)にチンコロされたりして何度も捕まり、その度に刑の年数が増えていく。
そろでも懲りずに脱走するバイタリティーは人生の参考になるし、作品の出来も上質な娯楽映画。
清掃係の若山富三郎、一緒に脱走する梅宮辰夫、西村晃、所内で大派閥を作っている小松方正、その舎弟の伊吹五郎、戦争で旦那を亡くした妹の大谷直子、牛肉密売の室田日出男等、エピソードごとの脇役が光る。
キッチン南海下北沢店、カツカレー650円、味噌汁50円。
北沢タウンホール「この落語家を聴け!シーズン2 第9回 立川談四楼」招待券
19時00分、林家けい木「ぐつぐつ
19時16分、立川談四楼「マクラ」
19時27分、談四楼「人情八百屋」
19時48分、広瀬和生インタビュー「この落語家を聴け!立川談四楼」
20時33分、仲入り
20時44分、談四楼「マクラ」
20時47分、談四楼「鼠穴」
21時23分、終了
師匠、立川談志の十八番ネタとインタビュー。鼠穴で、兄の表情が一瞬だけ談志そっくりに見えた。
インタビューは立川流全体、上下関係なく語れる立場と話術がある談四楼師匠ならでは。
今日のチケットは某マイミクさんが抽選で当てた招待券、誘っていただきました。さくらホールの雪村いづみは同時刻開催なので、諦めた。

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