特定外来生物として指定されているナルトサワギクが和歌山県で急速に生育地域を拡大し、問題になっている。
環境省の特定外来生物に指定されているナルトサワギク(通称コウベギク)が、紀南地方の道路沿いや造成地などで急速に生育範囲を広げている。
繁殖力が強く生態系に悪影響を及ぼす恐れがあり、また、牛や馬などの家畜にとって有害であるため、県や研究者らは警戒を強めていることが報道されている。
ナルトサワギクはマダガスカル原産で、直径2センチほどの鮮やかな黄色い花を一年中咲かせる。日本では徳島県鳴門市で1976年に初確認された。アメリカから輸入した埋め立て地の緑化種子に混ざっていたと考えられている。和歌山県では15年ほど前に初確認され、紀北では全域で見られるようになった。
県環境生活総務課では生態系に対して被害があるかどうか、今後、情報を収集していくとしている。
外来種対策の基本は、危険性がある場合、早期に根絶することに、最大限の努力をするべきである。費用対効果から考えて、思い切った対策に打って出るべきである。
草刈(携帯)より!

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