北海道新聞の記事によると、北海道でトノサマガエルの駆除を酪農学園大学が始めるそうだ。
北海道の在来カエルは、エゾアカガエルとニホンアマガエルの2種だけであり、ウシガエルやトノサマガエルなど5種類のカエルが、主に戦後、食用などを目的に本州方面から道内各地に持ち込まれたとのこと。

札幌市、北広島市で1993年に発見の記録があり、最近では、江別市や空知管内南幌町でも見つかった。北海道の在来カエルと餌の競合は、避けられず、「在来種との共存は難しい」と分析している。
同大学の吉田准教授によると、産卵期はエゾアカガエル、トノサマガエル、アマガエルの順で、時期を見計らい、トノサマガエルの卵だけを産卵場所から引き揚げて処分すれば根絶できるという。
現行法上、トノサマガエルの法的規制はないので、許可なく駆除は可能である。しかし、カエル大好き愛護団体もどこかに潜んでいるのではないだろうか?
駆除活動が合法となるような制度作りが必要と考える。

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