アリジゴク【蟻地獄】とは、ウスバカゲロウの幼虫が地面にすりばち状の穴を掘り、落ちてきたアリの体液を吸うことから、アリに取って地獄のような状況から、良く例えとして使われています。まだウスバカゲロウの仲間の外来種は、問題になっていませんね。
さて、永田町に生息していた政治家さんは、正義と言う見えない生き物が作ったアリジゴクから逃れようとしているように見えませんか?
国会議員は、日本の法律を作る権利を持っています。法律とは、何でしょうか?
岩波新書から出ている「法とは何か」と言う本があります。その中に「法律に携わることは、正義を追求することである」とありました。
法律の目的や条文の中に正義があるのか? その条文で求めている行為に正義があるのか?
裁判員制度が始まり、正義の判定が始まりました。
法律の解釈は、その時代の背景を表しています。経済が悪い時は、善意に解釈し、規制緩和策を打ち出し、景気が良くなると、多少厳しく規制をかけても良いと解釈することがあります。
正しいことは、何だったのか? 正義と言うアリジゴクに捕まりもがいている政治家が多いように見えませんか!!

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