号外
ポニーリーグ アブラハム・キィー(Abraham Key) インターナショナル会長 鹿沼突然のご来訪
1月20日5年ぶり来日中の
ポニーリーグKeyインターナショナル会長・ロシア会長ご一行が、突然鹿沼レッドソックスグランドに来訪、鹿沼レッドソックスメンバーに激震が走りました。遠くアメリカの地より栃木の片田舎の弱小チームにご来訪いただき、大変感謝するとともに、身に余る光栄で言葉に言い表せないほどでした。選手諸君と一人ひとり握手していただきながら、自己紹介させていただきました。またその後長時間にわたり練習を見ていただき激励も沢山いただきました。和やかな中アッという間にご来訪の時間は過ぎお別れとなりました。選手諸君には、この日の出会いを生涯の宝として更なる人材となって世界に飛び出していただきたいと思います。
不思議の地「出会いの森」野球場
野球の神様は、学童で名もなき補欠選手たちに「この不思議な野球場」を与え、3年間で数千人野球を愛するポニーリーグの友との出会いを与えてくれました。そして2008年1月20日ついには、絶対にありえない「キィー」ポニーリーグ インターナショナル会長との出会いも与えていただきました。胸が熱くなりました。そんな時、初めてポニーリーグを作るときの、一人の野球少年との出会いを思い出しました。
「僕は野球は好きだけど、体も小さいし山の中の小さな学童で、野球も下手なんです」
「僕は、野球が好きだけど、下手だから中学では野球で活躍する自信がないんです」
「そんなことはないよ。そんなに野球が好きなら、諦めちゃダメ。やめちゃダメだよ。」
「必ず君でも楽しめる野球を作ってあげるから、一緒にやろうよ」
「きっと試合に出て活躍できるよ!絶対に野球の夢を捨ててはいけないよ!」
「本当に僕でも、がんばれるかな?」
「大丈夫、一緒にがんばろう」。
栃木にポニーリーグがまだないころ、鹿沼の一番山深い地、「出会いの森」球場からさらに30kmも山奥の最初の一人の野球少年との出発でした。その野球少年は、その後監督に沢山叱られたり幾多の困難を乗り越え、3年の時を越えてチームのキャプテンとなりました。そして3人しかいない3年生で貧弱後輩11人を引っ張り、2007年日本選手権会長杯で決勝戦まで勝ち上がりました。決勝戦は、1−2で負けはしましたが見事準優勝に輝きました。不思議なことに最後のバッターは、彼でした。決勝戦7回裏2アウト1塁2塁、監督のサインは、右中間にヒットを打てのサイン。彼は、緊張の中見事に右中間にヒット、セカンドランナーが本塁突入。しかし外野からの好返球で本塁タッチアウト。鹿沼R1−2新潟Pでゲームセットになりました。3年前山奥で小さな少年の心に灯した野球を愛する小さな炎は、3年後に大きな炎となって彼の夢を東京の地で実現してくれました。その精神を学んだ彼の愛する後輩は、12人の弱小チームながらも、新人戦でベスト8に入りました。そして今年、キィー会長との出会いも与えてくれました。
たった一人からの始まりでした。ここまでに多くの苦労がありましたが、選手の喜ぶ笑顔を見るとポニーリーグに参加して本当に良かったと思います。またポニーリーグの本部の皆さん、各リーグ監督及びスタッフ・保護者の皆さんの応援をいただいてここまでくることができました。心の底から感謝しております。「ご支援本当にありがとうございました」。鹿沼レッドソックスも2008・1・20をまた原点の日と定めて、更なる努力をしてまいります。関東連盟ポニーリーグの皆さん、春になったら桜とイチゴの
「出会いの森」でまたお会いしましょう。選手諸君には生涯の思い出に残る一日になりましたネ。
横道にそれましたが、詳しいエピソード等は、後日編集してご連絡いたします。サインボール映像やロシアメンバー写真等などのダイジェスト画像を若干先に投稿させていただきます。

Key会長のサインボール

ロシア会長よりいただいたお土産

2001年来日ロシアチームの写真 中畑・山倉選手が写ってる

マイナス19度でも野球をする元気なロシアメンバー

会長をお迎えしたレッドソックスメンバー

Key会長からご挨拶をいただきました みんな緊張してるぞ

井上専務理事が、通訳で頑張っていただきました

自己紹介をするメンバー

「ゲッー自己紹介英語でやるの!」
「やばい もうすぐ順番が来る」緊張で笑顔が消えてる星野君

芳賀君全身固まってるよ

未来のポニーリーガー けんちゃんも会長としっかり握手

挨拶が終わった松本君(北小6年)高山君(西小6年)にもやっと笑顔が

僕たちの練習見ていただきました

「会長が後ろで見てる」 背中に汗!

いつにも増して激を飛ばす広田捕手

ヤバイ 先に行きすぎた!

もうお別れのときが・・・

メンバー全員のサイン入り記念ボールをキィー会長・ロシア会長に贈呈する藤田キャプテンと石崎副キャプテン

記念撮影

お別れ 「礼」・・・ 「ゲッ!やっぱりそろってない」

キィー会長と駆けつけた森田ヘッドコーチ
「エー・・英語で話してた? 鹿沼エイゴリッシじゃないの?」

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