
木の根元に落ちていた枯れ木を割ると、その中からヨツボシオオアリが5匹出てきた。
更にその中から、5mmほどの羽を持った雄雌不明な個体が出てきた。
何故その枯れ木から出てきたのかは分からないが、以前に営巣していたような跡があった。

まず頭部だが、単眼がある。(分かりにくいが)
単眼があると雌だと考えられるかもしれないが、それにしては体格も大あごも小さい。
胸部は頭部より小さい。左上の羽が抜けているようだ。
そして腹部には斑紋が4つある。

次に腹部先端の写真。
どうだろう、何か変な突起が出ているのは、雄の特徴と見て良いのだろうか。
このように雄雌の特徴を持った個体を、雌雄型なんて言うが、それなのか。それとも栄養が不足して成虫になったのだけなのか。

その他にも奇形で雌雄が分からない個体が2匹出てきた。
羽はくしゃくしゃで羽化不全のようだ。
皆さんはこのような蟻を見た事がありますか?
良くある事なのでしょうか。それとも珍しい例でしょうか。
色々と御意見をお聞かせください。

0