
写真はアメイロケアリである。
しかしこの2匹は微妙に違う。いや、全く違うといってもよい。
では、この2種は別種として話を進める。
ちなみに両種ともトビイロケアリに寄生しています。
まずこの写真の2種に該当しないものを挙げてみます。
ケアリ属内で、
クロクサアリ、クサアリモドキ、テラニシケアリ、キイロケアリ亜属、ケアリ亜属。
この3種と、2つの亜属は該当しないとみます。
残ったのは、
ミヤマアメイロケアリ、アメイロケアリ、ヒゲナガアメイロケアリ、フシボソケアリ、モリシタケアリの5種です。
フシボソケアリ、モリシタケアリは結婚飛行時期が一致していないのでアウト。
ミヤマアメイロケアリ、アメイロケアリ、ヒゲナガアメイロケアリ、の3種に絞られたが、ミヤマアメイロケアリは詳しい情報がないので保留。
最終的には
アメイロケアリか
ヒゲナガアメイロケアリと言う事になった。
触角柄節に注目してみた。ヒゲナガアメイロケアリは触角柄節に多数の立毛があるが、アメイロケアリには触角柄節に立毛はないとデータベースにある。
写真で触角柄節を見てみると、右側の個体に立毛があるのに対し左側の個体は確認できない。
つまり、左側がヒゲナガアメイロケアリ。右側がアメイロケアリ。
これが現段階の結論です。ご意見募集します。
写真追加


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