飼育しているトゲアリを観察していると、
なぜか働き蟻が慌しく動いている。
よく見てみると、殆どの個体が『ゴミ』を銜えている。
要するに、働き蟻達はゴミを巣の外に捨てたいのだ。
しかし密閉されている飼育ケースではゴミを外に捨てることができず、それで働き蟻がどうしようもなく動いていたのだ。
これでは体力消耗になりかねない。
そこで、現在の飼育ケースにもう一つ小さなケースを連結させてみた。
するとどうだろう。働き蟻は待っていたかのように、ゴミを新しく設置したケースに運んでいくではないか。
ただ、せっか設置したケースがゴミ捨て場として使われない場合もある。そんなこともあり、我がアリ家では、ゴミ捨て場となる部分は設置していない。
しかし今回の観察で、場合によっては大切になるなと実感した。
況して、これからコロニーが大きく育っていけば
更に必要性が出てくるからね。

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