
スタートは5月11日飛行の新女王だった。
しかし、幼虫が異常に大きくなり、蛹にならないまま食べられてしまうという原因不明の症状が現れた。
そしてついには女王アリの腹部にまで異常が現れたのだ。
ちょうどその頃、6月18日と季節は遅かったものの、新女王を採集することが出来きていた。
そこでその個体と、女王の座を入れ替えたのである。
それからは幼虫も順調に育ち、6月29日にはようやくだが初働き蟻が誕生した。
遅れを取り戻すために繭を数回に分けて導入、8月24日には26匹まで増えた。
そして本日カウントしたところ、ちょうど40匹であった。
越冬幼虫は10匹ほどいる。

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