●「空の番長(←俺が勝手につけた邦題)」のことを相変わらず“宮崎リスペクト”だのなんのと言ってる奴にはうんざりだ。つーか恥を知りなさい。今一番言っちゃうと恥ずかしいワードだっつー。
●ここんとこ視聴した作品。
・ぴえろ版「エリア88」(やっぱ傑作ですよ!!深夜に放映されていたリメイク版の意味も意義もぶっ飛ぶ)
・ムービック版「アップルシード」(時代がわかるにゃー)
・G-SAVIOUR(初見。言われてるほど悪くねえじゃん!)
・ガンヘッド(やっぱイイ!!)
・超人ロック-魔女の世紀-(結局デキが悪いと思ったこの作品が、ロックのアニメ化の中で一番まともかも)
・下妻物語(初見。深キョンの話題ばっかが先行してた感があるが、これはあれだろ!見るべきところは土屋アンナだろ!!彼女すげーイイわ。つーかナチュラルヤンキーっぷり最高!ヘッドバット最強!今年見た邦画の中でも傑作の部類だ)
●嫌だったのだが、嫌だったのだが(あんまり興味がなかったもので)、仕方なくというか付き合いで「コラテラル」を観る。観た。
もうね、怒り浸透圧ですよ、おりゃあ!!!!
おい!これは俺が大好きな「KAMIKAZE TAXY」まんまじゃあないかっ!!!!!!
ふざけるな!!!
つーかこれはリメイクか?そうでなければパクリだろ、おい。普段は俺めったなことで言わないぞ「パクリ」だなんて。
だが、これはパクリだろ。
MASATO HARADAはクレジットされてなかったぞ。
マジにコトの真相の情報望むだ。
つーか、原田眞人がいかに“アメリカナイズド”されているかについてはずっと以前に書いたので、適当に過去ログ漁ってもらうとして、つーかアメリカナイズドされてるが故、彼の作品って海外でもちゃんと流通されてるし、トム関係は絶対「KAMIKAZE TAXY」見てる。でなきゃおかしい。だって知ってなきゃあそこまで酷似するシーンが撮れる訳ねえって!
しっかし「死に花」以来つーか、今年中に2本も既視感たっぷりの作品を見ちまったよ。
●んで、原田眞人って言えばというか、現在仲間内で「ガンヘッド熱」が再燃していて、もうこうなったら改めて中古ビデオ取り寄せてDVD焼いちまえ!と、私家版制作進行中。
一応、体裁としてはトールパッケージ、レーベル印刷、特典としてコミックス版データ収録、そしてサントラCDとの2枚組だ。
あくまで個人保存用。だが、気持ちとしてはこの作品を愛する“同志”に分けてあげたい…(あくまで気持ちで留まらなくてはいけないところが辛いけど)。
で、割りと程度のいい中古ビデオはすでに入手。
が、一部気になる縞ノイズが発生する場所が2箇所あったので、もう1本入手して双方のいいとこ取りで編集する予定。
●しっかしコレ、改めて見るとやっぱいいわ。もうね、相変わらずミニチュアのスケール感をそのまま出す、すべてにピント合いまくりの川北特技だけど、操演技術はスゴイよ。あのミサイルとか“吊り”でやってんだもんなあ。
作品自体もそりゃモロモロの描写不足はあるものの、もし最低限の直しをするのならば、時間の経過(もしくはタイムリミットの表示)と、セブンが今どこのフロアにいるのかだけでも、もう少しハッキリ描いてくれるだけで相当に質を上げれるはずだ。
しっかし、この作品、台詞がメチャいい。
随分忘れていたし、昔観て響かなかったセリフも、今時分のイイ大人になってから響く言葉がたくさんある。
ブルックリンとガンヘッドの掛け合いは印象的なものが多いのだが、今回その中でガンヘッドの台詞
「死ぬ時は直立モードで」にはマジにシビれた。
各チャプターのタイトルは全部セリフから取ることにしようと決めた。
★ガンヘッド公開時(1989年)の他の主な映画作品タイトル
結構、今でも印象的な作品が大挙公開されていたのであった。
サイボーグ(この作品で初めてヴァンダムを知った)
バットマン(バートン版の1作目)
バロン(ギリアムの暗黒時代が始まる)
ブラックレイン
メジャーリーグ
レッド・オクトーバーを追え!
ローズ家の戦争
ゴーストバスターズ2
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
リーサル・ウェポン2/炎の約束
スター・トレック5/新たなる未知へ
ゴジラVSビオランテ
スウィートホーム
機動警察パトレイバー 劇場版
帝都大戦
鉄男(一発で塚本ファンになった)
どついたるねん(公開形式も話題になった)
二十世紀少年読本
ノーライフキング
ファンシイダンス(周坊監督の言わばメジャー1作目)
魔女の宅急便
YAWARA!
上記には挙げなかったが他に、ルトガー・ハウアーの「サルートオブジャガー(俺は大好きだ!)」や、椎名桜子「家族輪舞曲(笑)」、監督降板で前半10分は大傑作、以降長淵剛の単なるPVと化してしまった超問題作「ウォータームーン」、そしてこれも個人的に大好きな「バトルヒーター」などがある。
ガンヘッドは今見直しても、何気に金が掛かっているのがわかる。
調べたら製作費15億円だそうな。納得。
バブル期だからこそ実現した企画だったのだろうなあ。
★★追記。
でだ、「コラテラル」と「KAMIKAZE TAXY」の酷似性について調べたら、つーか、あっけなく原田眞人のオフィシャルサイトとも言うべきところで、監督本人の日記に書いてあった。
http://www.haradafilms.com/
上記のDIARYのページ。
んだよ、悪質なパクリじゃねえかよ!!訴えろ訴えろ訴えちまえっ!!
つーか、俺は、原田眞人が「ラストサムライ」に役者として出ていたことなど、すっかり忘れていた。んだよー、トムとの接点あるじゃねえかよ!!
どうでもいいけど、セブン役の遊人君、デカくなってるなあ(笑)。
つーか俺、金融腐食列島も見てるけれど、気がついてなかったわ。
経歴見ると、彼も親父に負けず劣らずアメリカナイズドされてるぜジェローニモー!!!!
ガンヘッドはおまいがリメイク汁!