
遂に届いた“2号さん”用新フレームの LEADER 725 TR

各部がエアロな、いわゆるトラック競技用のフレームだす。
“ピスト”を意識する前から、ずっと欲しいと思っていたフレーム。
現物を目の前にして泣きそうになった。
宮本商店さんにお世話になりやっと入手。宮本さん、ほんとありがとー!!

フレーム換えに乗じてBBを
BOREDチューンのタンゲに。
リアハブのベアリングも交換した。
いやぁ、回ること回ること!!ペダルが軽い軽い!!!
そんなこんな…

完成!!
ゴンぶとで無骨なフレームに、
MICHEのシートポストや、3TTTミュータントのステムのような
美しい曲面構成のパーツをつけて、本人的にはバランスをとってるつもり。
んで、組み立てて思わぬハプニングというか、想定外のこともあった。
友人のガレージで組んだのだけれど、
これ、最後の最後に、ブレーキを取り付けようとして
フロントフォークに「取り付け用の穴」がないことに気づいて笑った。
そりゃそうだ、トラック競技用のフレームだから
ブレーキなどハナっから必要なし。
その晩と、しばらくはノーブレーキ状態で通勤していたんだけど、
(すいません、道交法違反してました!)
ほぼ毎日1ヵ月間も固定ギアで漕いでると、自然とスピードコントロールを
自分の足の筋力だけで行えるようになっていた。
おかげでブレーキがなくてもなんとかなった。
てゆーか、ノンブレ状態で自分のスキルに気付いたという不思議体験。
とはいえ、ブレーキはつけない訳にはいかない。
リアにつけるのが、一番容易ではあるが、リアまでのワイヤーの取り回しや、
何より、ブレーキで“掴む”ような形状をしていないリアのリム。
一週間考え抜いて、結局自己責任でフロントフォークに穴あけることにした。
カーボンフォークの強度の問題もあるけれど、
どうやらクラウン部分は無垢なカーボンの塊であることもわかり、
退社後、渋谷のドンキホーテに電動ドリルを買いに行って
自分で穴あけてくっつけた。
ドンキホーテで買い物したのは、これが初めてであった。
クラウン部分のクリアランスが、タイトというか、
実に攻めた設計だったため、正直、穴をあけるのに不安もあった。
過去、カーボン素材の加工は1/10のRCカーを本気モードで組んでいた時期、
自分でシャーシを作っていたぐらいなので慣れていた。
あけた穴には一応、恐らく積層されて塊にしているカーボンが剥離して来ないよう、
FRP補修用のネットを筒状にして、エポキシ系のボンドとパテで固着。
ブレーキ台座とクラウン部を通すボルト系と穴の系は、
0.1mm単位のタイトさで固定できている。
ハンドドリルでいきなり穴あけた割りには、うまく加工できたと思う。
で、現状なんら問題はない。
恐らく、ここがへたるよりも、空洞になっているフォーク部分が
ポッキリ!ということの方が先に起こりそうだ。
クラッシュしたり、“得意の横転”して打ち所が悪ければ折れるというか
割れるなこれ。
勝手にリンクしてしまうが、
こんな感じ。
いやしかし無事で何よりです。
あ、てか、このかたもLEADERのフレームだ。
以下、組んだパーツのデータ等
FRAME : LEADER V2 725TR 2010 TRACK FRAME
FORK : LEADER I806TR TRACK RACING FORK
STEM : 3TTT MUTANT 90mm
HANDLE : LINO BULLHORN BAR
BRAKE LEVER : PAUL E-LEVER
BRAKE : DIXNA VANTAGE BRAKE
FRONT WHEEL : AEROSPORKE
REAR WHEEL : H PLUS SON
TIRE : BRIDGESTONE EXTENZA RR2 700×23C
REAR HUB : FORMULA TRACK HUB BORED
COG : GRUNGE 16T
CRANKS : SUGINO RD MESSENGER
CHAINRING : GEBHARDT 130 45T
CHAIN : SALT PRO HALFLINK CHAIN
BOTTOM BRACKET : TANGE 103 BB BORED
SADDLE : TIOGA SPIDER TWIN TAIL
SEAT POST : MICHE REGISELLA SUPERTYPE
PEDALS : CRANKBROTHERS EGG BEATER SC
↑他にも沢山のピスト関連ブログあります