「リアル」に対する反意語ってなんだろう、と最近良く思ったりする。
たとえば、ネットに対する考え方でも、
この辺は相当違って来るんじゃないだろうか。
「オフ会」という言葉がどうしても馴染めず、
かれこれ20年近く前まで遡るけれど、
いわゆるパソ通をしていた時からも、この言葉に対しては抵抗があったし、
いまだにこの言葉を自らが使うことはい。
つまり「ネット上が“オン”だから、ネットを離れた時は“オフ”」。
だから実際に会う行為は「オフラインミーティング」。
略して「オフ会」だとするその考え方自体がどうにも好かん。
もっとも現在は、そんな理由や意味合いを考えずに
使っている人々の方がほとんどなのだろう。
そんなカジュアルな言葉になってるんでしょうね…。
………・・・
自転車に乗り出し、通勤を始め、自転車で走ることと、
自転車をいじることがとっても面白くなり、
思ったことなり感じたことを、こうしてブログに記すようになり…。
自分が意図することとは全く関係なく、こんな場末のブログでも
なんとなく読者もできて、そんな中、数人のかたとの
やりとりのようなものも始まって、
自然と繋がりができてきたかなーと、感じられるような人々が現れて。
んじゃ、実際会いましょうか、みたいなね。
最近では、自転車屋さんや、路上でも良く声を掛けられるようになった。
で、そこには別に「オン」も「オフ」もなかったりする。
………・・・
先週の土曜日、互いのブログを通し知り合った
lad4piecesさんと一緒に
dragontattooさんの住まう平和島まで、ちょっくら走って来た。
その時の様子は、お二人がそれぞれ書いていらっしゃるので、
以下を読んでいただくと良いかなと。人柄が出ていていいですね。
lad4piecesさん
「平和島」
dragontattooさん
「仲間!」
以前、
宮本商店の宮本さんが、おっしゃっていた
「ピストバイクはコミュニケーションツール(大意)」という言葉。
僕も全くその通りだと思うのですよ。
自転車が、他者と繋がるなんかのキッカケになりゃそれでいい。
一緒に走って楽しい人以上に、職能があり、
自転車に関係なく、互いの考えや思いをぶつけられ、
建設的にものごとを考えられる人。
お二人ともそういうかたがたでした。
さて、dragontattooさんが、lad4piecesさんや僕を
「仲間」と認識して下さるのなら、コミュニティーの在り方について、
再び探ってみようかと思った次第。
ただ、楽しいだけの集まりなら他にも沢山あるでしょう。
どうせなら、集まるのなら、
自らの職能や経験を活かせる場とし、
何かをやり遂げませんかね?
自転車なんて、単なるキッカケでいいと僕は思う。
そのキッカケをどうするかってことの方を、僕は見たいかな。
参加中
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