特に馴染みということもなく、その日たまたま某チャリ屋へ買い物に行った時だった。
店内で「あのぉー、前岡さんですか?」と声を掛けられた。
通りに停車した僕の自転車を、このブログの記事でご覧になっていたとのことで、
そうしてお声掛けしていただいたのが、N氏とのお付き合いの始まりだった。
その翌日に「フリマがあるので良ければ一緒に行きませんか?」と
言ったところ、N氏は本当に来て下さって、以降一緒に走らせていただいたり、
一緒にトンテキを食ったりと、割と頻繁にお会いし遊んで頂いている。
そんなN氏と、なんだか突然ミニ四駆の話しで盛り上がり、
先日、新橋にある「タミヤプラモデルファクトリー」までN氏と行って来た。
新橋という、ある意味サラリーマンのメッカ、
そういった会社帰りの客を見込んで、平日22時まで営業しているのが嬉しい。
往年の恵比寿ミスタークラフトを思い出し、涙しそうになった。
まあしかし、イイお店でしたよほんと。地下1階〜2階まで全部タミヤ製品。
1階はいわゆるスケールキット。
そして地階がRCカーとミニ四駆の売り場。とにかくタミヤで扱っている商品、
ほぼすべてあるのですごいボリューム。この写っているほんの一角だけでも
全部ミニ四駆製品。
全ライナップ及び限定品うひゃー!!
全パーツどひゃーー!!!
まさに「大人買い」「ドカ買い」の聖地になってますが、
本日の目的は、近年のミニ四駆の動向というかトレンドというか、
そういったもんを調べに来たのが本意。
でも、いわゆるオプションパーツやシャーシを見ても、
特にドラスティックな変化はなく、僕が熱中して遊んでいた
15〜6年前の第何期かのブームの頃からのパーツも
相当種が現役のまま売られていた。
当時、自作するしかなかったパーツが新たに製品化されていて
ああ、こりゃ手間が省けるなと重宝しそうなものもズラリあった。
そんなこんな、N氏とゲラゲラ笑いながらパーツを見て、2階に上がる。
じゃーん!!2階はコースになってる訳。
だが、思ったより小さくてがっかり。当時僕がホームコースにしていた
美女木のイエローサブマリンは、もっとデカいコース、そして
特徴の違うコースが3種とかあった。
ちなみに、このレベルのコースなら
僕の所有しているコースで組めちゃいます。
さて、ご覧いただいて気付きませんか?
いわゆるネクタイ族っていないですね。やっぱそんなもんなのかなーって。
なんか、僕らのようにわざわざ新橋まで来てるのかしらね、皆さん。
で、15年前に組んだミニ四駆のうちの1台を…。
当時の物は数台ちゃんと保管しています。
これはいわゆる模型屋主催の草レースで、タミヤレギュレーションのもの。
ぶっちぎりで優勝して、コンクールデレガンスでも賞を頂いたもの。
FRPプレートは自作の削り出し。当時のレギュでは、
他社製パーツはアウトだったけれど、前後プレートの自作等はありでした。
レギュレーション最大の左右幅と全長にしています。
タイヤ位置も左右のトレッドを拡げています。
このオフセットタイヤも自作ですり鉢状に。
こうすることで、レギュレーション内のタイヤ幅を変えずに
接地面積を少なくし、抵抗を抑えています。
また、回頭性を良くするために、瞬間接着剤でコーティングした後、
テフロン加工しています。
前後のオフセットの様子。
リアのみトラクションがかかるようにタイヤ表面は無加工。
ここら辺のくだり、わかる人にはわかるはずなので、敢えて説明はしません。
タイヤ自体はキット付属のノーマルタイヤ。
実は、コイツが一番安定していて、そして速いことに、
ミニ四駆を始めて割と初期の頃に気づき、
ずっとノーマルタイヤを使用していいました。
ちなみにこのタイヤの加工、しつこいようですけど15年前です。
タミヤのオフセットタイヤの方がずっと後発ですよね。
近年、製品化されてるのを知り、なんだか不思議な気持ちになりました。
フロントはダブルバンパーのように見えますが…
実はシャーシの延長です。これでシャーシの捻じれ対策、
前後輪を繋ぐ、プロペラシャフトのフリクションロスも防いでいます。
また、これにより、若干ですが、重心も下がります。
リアプレートの形状、位置関係はフロント以上にトライアンドエラーを
繰り返し、ベストな位置を導き出したのを覚えています。
一番後ろのゴムがレーンチェンジ用のブレーキ。
そして、ローラー下の支柱、さらにもう1本の支柱も、レーンチェンジ時の
姿勢制御用の支柱です。いかにスピードを殺さずに、コースアウトを防ぐか。
これらの微妙な長さの違いがキモです。
また、ダブルバンパーになっているフロントと相まって機能している部分です。
シャーシはTZ。
カウルはアストロブーメラン。
ちなみにカウルにはクリアーを吹き、いわゆるスケールモデル的に
仕上げていますが、これはコースアウトしない自信からでした。
このカウル結構気に入ってたので、
随分多くのレースや練習走行で使ってたんですよ。
実際、今もきれいでしょ(ドヤ顔)。
近々、近年のレギュとトレンドを照らし合わせ新しいの組んでみます。
…このミニ四駆から以降、電動RCを本気でやり、でもって結局、
今の自転車いじりに繋がってたりするのですわ。
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