「ネットは広大だわ」
という、かの作品の有名なセリフを、
「心の裾野」
という言葉と同義として捉えていられるようであれば、
僕は、だまだ多くの宝物を拾えるような気がする…。
そして、自分もそのうちのひとつになれたらいいのにな。
最近twitterの利用率がちょい増えたかも。
twitterは、僕にとってツールとしての側面が強いし、
日常の普遍から逸脱できる、スイッチングデバイスになってるかも。
そんなtwitterを通し、新たなゲートウェイが開通してきたかな?
……… ・ ・ ・
3日(金)は、今年一番衝撃を受けた作品
「ゼーガペイン」とtwitterが媒介となり、
この作品周辺にいる、あるかたとお会いさせていただいた。
もちろん初対面。
とはいえ、そういった「特定作品ファンのクラスター」から、
外に飛び出ている感が強いかただったもので、やっぱり引っ掛かるというか。
とにかくずっと、気になっていたかただったりした訳。
彼がツイートしている事柄は、どれも面白くて興味を持てるものばかり。
けどそれらの中で、こと「食」に関する“つぶやき”は、
僕にとってあまりに刺激的で、もう「ただものでない感」がすごく出てて…
てか、そうじゃないな、ぶっちゃけ、
ああ、この人と食事したら絶対楽しいわ!!って思えたのですよ。
また、僕のくだらないツイートに対しても
ちゃんと返して下さるし。
そんなこんな、
小岩にイイお店があるからというお誘いを受け、ぼよよんとお会いしてきた。
ほんと、ぼよよんって感じ。
全く気負うこともなく、気後れすることもなく。
紹介して下さったお店とその後に行ったお店…
もう、パねぇ店でしたよ。
今思い出してもつい口角が上がってしまうほど、
美味しくて楽しい時間を、過ごさせていただいた。
もちろん、またお会いする約束をして。
こうしてそれまでの普遍的とも思えた日常に、変化が起こり出すのだ。
…… ・ ・ ・
8月前半の土曜日。
「あのー、すいません、前岡さんですよね?」
某チャリ店にちょっとしたパーツを買いに行った時のこと、
店の前のガードレールに自転車をくくりつけ、
店内に入って間もなく、そう声を掛けられた。
最近、チャリ店やら交差点などで、
名前でしっかり、声を掛けられることが多くなった。
前岡さんですよね、と言われた際、
「違います」なーんてトボけようとしても、案外できないものなのよ(笑)。
例によって「そぉです!」とお答えした。
「いつもブログ読んでます。今、同じ自転車が停まってるのを見つけて…」
と、店前に停めた僕の自転車を見て、僕に声を掛けたそうだ。
自転車がりっぱに、僕を表すアイコンになっているのだな、と、
こういうお声掛けがある度、深く考えるようになった。
だって、そうじゃん。
基本、自分が単に気に入っただけのパーツを、
ポン付けして組んだだけの自転車な訳じゃん。
けれどそうして組みあがった物が、
自分を表すシグネチャー的な役割を果たしているんだもの。
これって結構、不思議な気持ちになりますよ。
…えっと、
そんな風にしてこの日、
「僕も725に乗ってます!」という“N監督”に逆ナンされ、
その場で連絡先を交換し、翌日には
LAD4氏や親友のやっさんと共に、
青山〜駒沢公園で走行してんだもん。
N監督は、仕事の関係で休日が不定であるが故、
かように土、日でお会いできたのはレアケース。
さらに普段、僕があまり行かないチャリ店でお会いできたってことも、
不思議といえばとっても不思議。
良くぞ声を掛けて下さいました、N監督。
こういうご縁を大切に考えたい。
…… ・ ・ ・
んで、こっから先は、5日(日)にお会いさせていただいたかたがたと、
惜しくもお会いできなかったかたがたへ。
何度かこのブログでは触れている、静岡ライドの予行として、
週末はとにかく距離を走っておきたい。
この日曜日も、ほんとは荒サイをひた走ったりして、
ロングライドをする予定だったのだけれど、
土日になかなか休みの取れないN監督が、
良ければご一緒させて下さいと、リツイートして下さった訳ですよ。
お!監督、日曜休みなんだと。
前回お会いし、再会の約束をしてから実に1ヵ月。
そして今回を逃せば、次回はいつお会いできるかもわからないし。
だったら予定変更しちゃいますよと。
LAD4氏や
OSAKAさんにも、声掛けなきゃとか思うじゃん。
で、僕の中では他に、mitanii氏や、c_camphora氏などとも
お会いする約束をしたまま、ずっと保留させていただいてたのもありまして。
んじゃ、どうせならまとめて!みたいなね。
上記はちょっと乱暴な表記ではあるけれど、
そう決意するまでには、いろいろと葛藤もあったし
調整すべきことも沢山ありますよね。
なるべく最大公約数的に捉え、
「各人にとって等価と思える場」を創造すべきと、
人が集まる場合、僕は考えちゃう訳。
もちろん可能な限りだけど。
こう考えてもみて。
あなたはサービスや特典に人によってバラつきのある、
不公平なメンバーシップ的なものに、登録したいかってこと。
それって冗談じゃないよね。たとえ無料であっても。
キッカケは、N監督から僕への呼び掛けだったこの日のこと。
2人だけなら、どうとでもなります。
しかし3人集まれば、もはやそれはコミュニティーとして、
成立しちまうのかなって思うのですよ。
だから、集おうとする人々間で、不公平感が出ないように
まずは整地すること、“フラット化”したいなって思う。
で、そうして「価値基準が明確な場」をつくってから、
参加する各人が、それぞれの価値観を見出せれば良いなって。
まるでそれを裏付けるかのように、
LAD4氏が、この日の出来事を自ブログで、
それこそここら辺で書いてるいきさつなんか、全部ぶっ飛ばして
記述してくれてることが、僕としては逆に嬉しかった。
結局、5人の人間、全員がLEADER725フレームのユーザー
という集まりになった。
でも、多分、みんなもそうだったと思うけれど、
「それはそれでおもろい出来事のひとつ」ぐらいにしか、
捉えていなかったと思うのよね。
それで正解だと思うんだ。
後半、それこそミーティングに近い形でいろんなアイデアも出て来たし、
提案もあったし、笑いもあったし。
twitterって、使い方次第でオープンな討議もできるツールになる。
無論、オープンな分、ノイズも増えてくるけれど。
でも、街中雑踏にて、多くの情報ノイズの中でも、
僕らは嗅ぎ分けやふるい分けをし、自らの歩を進めることができる。
ごくごく稀に、同様の意志や、思惟による導きなんじゃね?と、
勘違いしたくなるような出会いだってある。
でも、そんな出来事を、相互で等価値に感じられるようであれば、
そりゃ勘違いでなく、本物(リアル)って思ってもいいのかも…と
僕は最近思ったりしています。
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