●あ、小森のおばちゃま死んだ。つーかまだ生きてたのか!
いや失礼だとは思わん、享年95歳は大往生だ。
たしか、車椅子を押さえれて淀川先生の弔問に訪れた際の映像が、最後に見たおばちゃまの姿だったって、あ、98年のことか、まだ最近っちゃ最近だ。
だがその時も、芸能記者らがインタビューせんほど、すでに半分くらい逝っちゃってる状態だった。
てか“おばちゃま”なんて言ったって、もはや知らない世代も相当いるよなあ。
●なんか小森和子のことで思い出すことって、表題のフレーズと、
森永「小枝」のCMと、
ムキムキマンの衣装デザインと、あと
鶴太郎のモノ真似だなあ。で、同時に
浦辺粂子さんも思い出し、ついでに
「あつあつのおでん芸」も思い出す。
そう、今でこそダチョウ倶楽部の持ちネタになっているが、元祖は片岡鶴太郎だった。
つーか、俺、芸人としての鶴太郎が大好きだったんだが。
85年発表のEP(CDじゃないぞ)「Looking for a fight」も持ってたし(笑)。
佐野元春の作詞作曲だぞ。
てか、後に佐野が
※セルフカバーすんだぜ、この鶴太郎の歌を(笑)。
当時のお笑い芸人がいかに力を持ち、アイドル並(いや以上の)モテはやされ方をしてたかわかるだろ、って、わかんねえ世代も多いよなあ(笑)。
ザ・ぼんちが“歌のライブ”で武道館を満員にしたんだゼ。
訳わかんねえ時代だったんだよ。
テレビ出演がめっきり減り、世間的には落ち目と思われてるダンディ坂野の先月の給料が280万円だったことなんて小せえ小せえ、って、そんな無茶苦茶な時代があったのだよ。
…・・・
で、おばちゃまか、浦辺粂子のモノ真似をする鶴太郎の画像を探したんだけどなかったので、なんかビデオの整理してた際に出てきた、オールナイトフジでのひとコマをキャプったものを貼っておきます。
イイ顔してるなー。
で、やっぱ、
なんか違うと思う。
って、完全に鶴太郎の話になってしまった。
小森和子さんに合掌。
※86年に発表されたEP、M's Factoryレーベル発足記念、3枚連続隔月シングルリリースシリーズの第2弾「SEASON IN THE SUN 夏草の誘い」のいわゆるB面が「LOOKING FOR A FIGHT ひとりぼっちの反乱」。
“LOOKING FOR A FIGHT”だけでなく副題っぽく“ひとりぼっちの反乱”と足したのは、やっぱ照れがあったのだろうか(笑)。
いや、鶴太郎版と差別化したいだろう意図は理解できます。
てか、この曲、佐野の歌の中でもかなり好きなんだよねえ。
EP版のアレンジがすごく良かったのだが、後年、佐野のシングルばっかを集めた2枚組のCDに収録された際には、違うアレンジになっていた。
佐野の楽曲の場合やたらこういうことが多く(だからファンとしては様々なバージョン違いを集めたくもなるんだけど)、できればEPでリリースされた時のアレンジで、そのままCD化して欲しいなあって作品がたくさんあるんだけどなあ。