どもども、馬場五郎です♪
今日は先日開催されたヨコモグランプリ2010の準備編を
アップしますね。かなり空想と妄想とイメージで書いていますので
まあそれなりの空気で読んで下さいませ♪
谷田部でのグリップレース…それは2、3年前に谷田部アリーナで
開催された、第1回SSGのエキスパートクラスに参加したのが
最後だと記憶している…そして戦えなかった事も覚えています…
しかし今年から、TNレーシンググリップチームは、苦い思い出を
乗り越えて、ヨコモグランプリに参加する事を決意しました。
今回から規定が変更され5クラスに細分化されたヨコモグランプリは
ツーリングカー23T (23Tモーター&ニッケル水素)
ツーリングカーブラシレス (ブラシレス15.5T&リポ)
スーパースケールハチロク (ブラシレス21.5T&ニッカド1400)
スーパースケールブラシレス (ブラシレス21.5T&ニッカド1400)
スーパースケール48T (48Tモーター&ニッカド1400)
確か上記の内容だと思いました。そこでTNレーシングチームでは
比較的、持っているアイテムが転用出来て、1番速度域が遅い
スーパースケール48T (48Tモーター&ニッカド1400)クラスに
絞って、1年間(5戦を予定)参加する事に決定しました。
まず参加する為には、レギュレーションを細かく熟読しなければ
なりません。フムフム、どうやらヨコモ車のドリパケなら参加出来るし
公認パーツ装着も可能な様です。モーターとバッテリーがワンメイク
なので、差が出にくく面白そうなレースになりそうです♪
まず、マシンを選定しますが、チーフエンジニアのCによると
「ドリパケリバーシブルコンバージョンは、メカニカルグリップが
高すぎる為に、通常レイアウトのBコンバージョンにすると良い!」
との事、さすがグリップレース経験者です!的確にアドバイスを
してくれます(リバーシブル開発チーフのトメが聞いたら泣いてます)
じゃあ、Bコンバージョンにしようかと思い、TNのファクトリーに
変更を指示します。樹脂とカーボンでは、マシン特性が異なりますが
マシンセッティングで、対応出来ると判断したからです。幸いにも
Bコンバージョンは、マシンの剛性をかなり向上させているので、
グリップレースにも対応可能だと、チーフメカニックBも判断しました
1年間を戦うマシンを製作するので、最初にキッチリとマシンを
組んでおきます。TNレーシングチームのチーフメカニックBも真剣に
リバーシブルをBコンバージョンに換装していきます。もうマシンは
バラバラになっていますね… 大丈夫かなコレ…
第1戦(富士)を、1週間後に控えてマシンは、下の写真の様な
状態です。はたして完成するんでしょうか…
ドリパケは駆動系の選択が可能なので、ドリフトマシンを
グリップマシンにする為に、強化パーツを軽量なレースパーツに
換装していきます。ドラシャはユニバに変更して、フロントに
ワンウェイ、リヤにはソリッドを選択しておきました。
センターシャフトは、普段はアルミですが、レースの燃費向上を
考えて、カーボン製を装着しておきました(拾い物なんですコレ)
スパーギヤとピニオンギヤは枚数が70枚&30枚に指定ですので
選択せずにすむ、お財布に優しいレギュレーションになっています。
ヨコモ純正か今年から公認パーツになったゼノンレーシングしか
使用出来ませんが、ゼノンレーシング製70枚を装着しておきました
キット標準仕様で、ほぼフルベアリング仕様のドリパケですが
クリーナーで洗浄して、オイルをさしておきます
ゴリゴリになっていなかったので、今回はそのまま使用しました。
インプットシャフトは前後共、軽量なTN−550をチョイス!
加速時に、モーターパワーの効率を最大限発揮させます!
鉄のインプットシャフトですと、リストラクター制限を受けている
みたいに損ですので、駆動系は軽くするのが良いでしょう♪
サスブラケットは、メンテナンスを考慮して一体型をチョイス!
Cハブキャリアのキングピンのガタを少なくする為にTN−548
キングピンカラーを使用して、ダイレクトな反応速度を手に入れます
駆動系には、TN−563ドラシャグリスを使用してメンテナンス
サイクルを伸ばします。またグリスアップをすると、加速時に
ジャダーが減少して、マシンが少しだけ前に出やすくなりますよ♪
駆動系のギヤ部分には、TN−564ミッショングリスを使用して
ギヤのメンテナンスサイクルを伸ばします。グリップレースは
タイヤが空転するドリフトに比べて、駆動系への負担が大きいので
最初に、ちょっと手間をかけておくと、「安く、長く、楽しく」遊べます♪
ダンパーは悩んだのですが、テスト時間が無い為に無難な選択です
今回は反応速度の高い3穴を選択しました。2穴だとマイルド傾向で
3穴だとクイックレスポンス傾向になるのは分かるのですが、
それがオリフィス効果なのか、流速量の変化なのかは、ウチの
チームには判別出来ません…ドライバーのフィーリング勝負です♪
オイルはヨコモ製の300番、スプリングはTN−559ミディアムです
ダンパー長は62ミリに設定してあります。TN−587インナーガイド
TN−555 ダンパーシャフトガイド TN−556 キャップボール
TN−553 Oリング TN−554ダイヤフラムを併用しています。
RCメカは、全て使いなれたKO製を選択しました。特にアンプには
メカニックBと相談して、こだわってみました。C3コンペティションを
わざわざダウングレードして、C2コンペティションにしました。
燃費や効率は、C3コンペティションの方が優位ですが、
C2コンペティションのドッカンターボパワーは、かなり魅力的です♪
そしてアンプのプログラミングを変更して、48ターンSPプログラムを
作成し、ベンチテストのシュミレーションは良い方向性を掴めました
ショットキーは、アンプ付属品で、キャパシターはストレート製の
安めの物を購入して、パワーバランスを意識したチョイスです!
最終的なメカ摘みはこんな感じです。このパッケージで1年間を
戦う予定ですね。最終戦まで頑張るぞ!
タイヤは無加工で指定ですので、悩む必要はありません♪
ドライバーの好みで、白くて硬いホイルを選択しました。今回は
WORKのXD9です。ホイルが硬いのでマシンのコーナーでの
失速感を少なく出来るとの見解ですが、うまくハマるかな?
タイヤは瞬間接着剤で固定しおきました。点着け程度でOKです
第1戦(富士)を、2日後に控えてマシンは下の写真の様な状態です
モーターもSS48Tが指定ですので、かるく?慣らしをして
マシンに搭載しておきます。
アンプへの配線は、KO製の12ゲージシリコンワイヤーを使用です
ボディはHKSのS15シルビアをチョイスしました。空力的には
無難なチョイスだと思います。ボディは好きな形状でやらないと
テンション上がらないので、TNレーシングチームはシルビアですね
下の写真はちでんブログからのもらい物
大会前日に準備が終わりました。コースレイアウトが変更になって
当日いきなり行っても、ハンデが無いのがヨコモグランプリの
良い所では無いでしょうか。コース図をネットで拾ったので
夢の中で練習しながら寝ました。さて明日は5時起きです♪
下の写真は、じゃがブログからのもらい物
次回は第1戦(富士)参加編です♪
TNレーシングチーム ドライバー 馬場五郎

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