本日13:00より、神の木グラウンドで行われた練習は、来る6月3日のTISL第二ラウンドを想定した秘密練習であった(オープンやん!)
ボブズ・ウエストより特別参加のまゆみ選手は、グラウンド滞在可能時間1時間15分にもかかわらず、関東に来たついでと、駆けつけてくれた。
入団が決定したBunta選手を交え、はじめは内野ノックからスタート。この日都心では29度を記録する暑さの中、みな次第に消耗し始める。
そんな中、サード付近で「オラオラ〜」と、一人高らかに叫びながらプレーする「黒川」という人物あり。
なぜかたびたび「トライアウト」と称して、グラウンドに出没する怪人物である。
ノッカーのPOCHI選手が「みんな元気だな〜」と半ば呆れつつ言う「みんな」は、唯一この「黒川」に向けられたものであることは言うまでもない。
「黒川」は、内野ノックが終わったあとも外野にとどまり、若き左翼手しまたけ選手と、競うように外野ノックを受け続ける。
更に休むまもなく、今度は自らノックバットを振り回し、SSハッチ選手をつぶしにかかる姿は、「水を得た魚」というか「潮を噴く鯨」のようであった。
「時間を間違えた!」といいつつ、実は浜スタでの横浜ー楽天戦を観戦していたことが疑われるGENSHU選手が到着し、後半はバッティング練習。
「TISLは内野を抜くことが大事」との監督の指示の元、鋭い打球を打つという課題に取り組む。
しかし、どうしても打球は上がってしまう。
そんな状況に業を煮やした黒川選手が突然、
「上げちゃダメ〜〜〜〜〜!」
「打球は、寄せて上げるの〜〜〜〜!」と、意味不明の叫びを上げるに至って、今日の練習はTISL対策どころか「トライアウターによる内部崩壊陰謀」の危機に晒されたといえよう。
ハードな練習にぐったりするメンバーを尻目に、怪人黒川は横浜交流戦ユニを着込み、今度は「浜のおじさん」になりきり、嬉々としてポーズをとって去っていった。

久々の森笠君ガンバ!さんと、大阪から参加のまゆみ選手

謎のトライアウター「黒川」。彼が所属するチームはBuffaloesではなく、「bubbles」。なかなか粋なチーム名である。

新入団のBunta選手。強肩である。