今日は親友で修斗のライト級前世界王者で、環太平洋ライト級王者のリオン武の所に出稽古に行ってきました。
練習はグラップリングですが、私自身、相手に組ませてもらえない場合にどう対処したらよいかを課題にして考えながらの練習でしたから、かなり良いスバーリングができました。
大変難しかったですが、みんなに教わって裸の感触もかなりつかめましたし、物凄く勉強になりました。
併用して、あのレベルの高いトッププロ選手に付いて経験を積んでいけば、必ず良い結果に結び付いて行くと確信いたしました。
またどんどん参加させて頂こうと思います。
シューティングジム横浜の皆様、本当にありがとうございました!
サンボの試合では、柔道より道着の規定はあまり厳しくなく、また種類も日本製、ブルガリア製など、日本の大会では特に統一されていません。
ですから掴みずらかったりするわけです。
まぁ、慣れもあると思いますが、柔道とは組手が180゜違いますし、どこを掴んでも良いルールなので、かなり難しいんです。
試合では力を使わない場合もあるし、パワーで相手をねじ伏せることもあります。
『柔よく剛を制す』
と良く聞く言葉だと思うけど、今の時代では多少違ってきていると私は感じてます。
また良く外国人選手が鉈だったら日本人選手は日本刀みないな例えもありますが、どちらも例えですが確に恐ろしい凶器ですよね!、
私が言いたい事はどちらも使う者が臆病であれば、何の意味もありません。
もっとわかりやすく言えば、気迫溢れる信念や執念を持つ者が使うからこそが
『鬼に金棒』なんだと私は思う。
今の時代は有り得ない戦いですが、その闘志には感銘を受けます!
色々な競技がありますが、どの世界でもチャンピオンになる為には、自分には何が必要なのかを明確に理解することと、自分の弱点がどこなのかまた何なのか知る必要がある。
そしてそこを克服していかなければ勝負では負けてしまう。
トレーニングにしても、どれだけの筋肉と筋力が自分に必要なのかもしっかり把握する事も必要です。
またパワーに頼りすぎて技術面をおろそかにしてしまえば、試合や稽古ではすぐにバテてしまう。
私もMAXトレーニングは必ずとりいれていますが、そのフィジカルトレーニングに重点を置きすぎて、そこにでた数字を過信してしまう悪い癖が私にはある。
モチベーションは確に上がりますけどね。
だからこそトレーニングにおいても稽古にしても、自分の目標をしっかりと明確にして、ある人は走り込み、ある人は筋トレ、ある人は特別なメニューをやり遂げる。
そのトレーニングは決して楽しくないかも知れない。
自分が決めた道、また課題なのに、そのプレッシャーに押し潰されて、自らがメンタル的にしんどい思いをする事の方が多いかもしれません。
格闘技だけではないけど、競技レベルや目標や生活が、人によっては全然違うし、全てにおいて最初から答えだけを求めるってのはどうかと思う。
だから今回の様に、普段とは違う土俵での経験を積んだり、色々考えたり、工夫したり、悩んだりして、答えを自分自身で導きだしていく作業を私は自分の『楽しみ』として捉えている。
それはどんな事でも大切で有意義な事だと私は思います。
勝つことも大事!そして負ける事も大事だけど、実際その先には何があるかという事こそが本当の答えだと。
ただ優勝したら燃えつきて、そこで自分の使命が終わってしまうのか?
現役のアスリートとして生きれる時期は人生においてほんの一時期!
だから精神的に辛い時は、その一時期、また、ほんの一瞬に過ぎないその時間を大切に頑張ればいいじゃないか!っと思えば、メンタル的にフットワークも軽くなるし、かなり楽しくポジティブに生きていけるんではないかと思う!
やがて現役生活を終え、振り返ったときに、応援してくれてる同士や友達、また家族や職場の同僚が自分の周りにはいてくれる
そしてまた、同士や仲間が増えている。
そんな幸せな事はないと思うし、その想いや様々な事を教えて頂いた師匠がいるからこそ『感謝』して闘えてるんだと、私は感得して、今を一生懸命に努力しています。
千葉記位


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