前回のブログでも報告させて頂きましたが、この度第6回東日本サンボ選手権に出場して優勝する事ができました。
コメント、応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
今回の試合の内容ですが、まず準決勝の相手は、自衛隊の選手でした。
ここの自衛隊武道部のキャプテンと言うかボスとでも言いましょうか、その方は、私の先輩で私が中・高校生の時は雲の上的な存在の方で、大変に憧れていた選手でした。
小・中・高・大・と数々のタイトルを獲り、学生時代正力杯は三位。
そしてサンボデビュー戦となった、先月の全日本フレッシュマンズカップ82級で優勝を飾り、今回の東日本サンボ選手権では惜しくも全日本チャンピオンの勢田君に決勝で破れてしまいましたが、私が尊敬している人ランキングに入っている方です。
同じ神奈川出身で歳は私の二つ上。
その、ゆたか先輩の弟が、今回応援に来てくれた親友・山内豊明と私と同級生で、今は同じ子供達を教える指導者として、神奈川県道場連盟の試合では、指導者ライバルとして熱い戦いを繰り広げていますし、とても仲の良い親友です!
話はそれてしまいましたが、私が言いたい事は 豊先輩や元全日本チャンピオン、前全日本チャンピオン、総合のプロ等が揃う、それほどに今回の大会はレベルの高かった大会ですし、緊張感溢れる試合だったなと、感じた次第です!
試合の話に戻りますが、研究されているせいか、相手は組んできませんし、何やら低い体勢から高速タックルを狙っているオーラが
(..)…
っと思っているうちに、やはり入ってきました!
予測はしていたので難無くかわし、寝技にいこうとしたその瞬間でした。
¨バチコ〜ん〜"…………
っつう音ともに、私の目の前が真っ暗になってしまいました。
O(≧▽≦)O
まさかリフトされて頭から叩き落とされたんではないかと錯覚する程の衝撃でした。
そーです。相手がタックルからの起き上がりざま、私は鼻ッ柱にチョーパン(頭突き)を喰らちゃいました。
(_´Д`)
この歳にして、痛さで目に涙をためながら
( ┰_┰)
試合したわけですが、幼年の頃から
あいつは『泣いたら強い』と言われていた私は、そこからスイッチが入っちゃいました
σ\( ̄∇ ̄ )
その後、タイムもとらずに痛みを堪え、涙で目が霞む中、試合開始20秒
組めた瞬間に
「タッ・ショイッ・ショイッ!」
のタイミングで送り足払いがドンピシャリで豪快に炸裂してくれました。
レフリーも呆気にとられたのか、中々ジャッジをしない。
しかもモロに立ち姿勢のまま投げたのにもかかわらず、間をおいての主審からのジャッジは4ポイントの宣告!(サンボの試合では立ち技による一本勝ちがあまり見受けられないからかもしれませんが)
「おいおい、嘘だろ?でもまぁいいや、まだ試合ができるんだから。
うんうん(^.^)」
と思っていましたが、佐々木さんや長谷川が副審をされていたので『一本』に訂正されました。
審判のジャッジングが公平かつシビアな所まで目に届いてくれていると思うと、本当に素晴らしいと感じますし、選手としては、安心して戦う事ができます
そして迎えた決勝戦!
決勝戦の相手はサンボ会の殿堂、スポーツ会館の選手。
開始早々の大内刈りで@ポイント、アクティブも何個か取った後、得意な組み手なった瞬間に体落としでCポイント。
そして得意の立ち背負いでCポイント。
そしてそこに腕が落ちていたので試合開始一分位で、腕十字固めで一本勝ちして優勝することができました。
今回、季節的な事もあり、減量が苦しいかな…と思っておりましたが、食事等でも家族のバックアップもあり、さほど減量苦はなく ベストウエイト・ベストコンディションで試合に挑めました!
また今回は、相手の動きや様子は見ずに、自分の組み手になったら、すぐに技を仕掛けようと心掛けていましたから、結果的に勝利内容も良かったんだと思います!
今回の試合も通して、私が常々思う事は、自ら打ち立てた目標には、『不可能』という言葉はないと思う。
不可能があるとしたら、やらないからできないだけだと思いますし、もっと言えば、やる気がないから不可能になってしまう!
何事も、やる前からあきらめたらそこで終わりですからね!
自分自身が選んだ大変な事だからこそ、そこにやりがいがあるもんです。
日々打ちたてる『課題』それ自体が、自身に励ましを与えてくれるし、仕事や色々な生活の中での日常的な課題にあっても、道理は同じであると思います。
『さすがにそれはできないかな』
っと言い訳を探せばいくらだってみつかる、っというか見つけてしまい妥協してしまうっすよ。
今回私だって、一ヶ月前に手術を行い、それを理由付けしてしまう事だってできてしまう。
だけど自分を甘やかしているうちは本当の成長はないと自分は思い努力しています。
『何々だから何々できない』と¨理由¨があれこれ思い浮かぶ時は勝負師として危険信号。っつうか失格かな。
勝負師として、どんな状況であろうが勝たなければ意味がない!
誰だって仕事等で暇な奴なんていないだろうし、自分だって仕事で三日に一回しか睡眠が取れないのなんてザラ!
だけど何の苦労もない、恵まれた環境や境遇での当たり前の活動よりも、
ありとあらゆる現実の困難や試練の中で、それに立ち向かいながら挑戦し続けていく、その一日の労苦がいかに大きいかは、努力して挑戦し続けている人間なら必ずわかる筈です!
大変だからこそ、勝利した時の喜びも大きいし、厳しいからこそ真剣になれる!
何事も中途半端に適当にやっている奴なんて、こんな幸せな想いなんて絶対にできやしないんだから!
でも人間だし、誰だって怪我したり病気になったりもする。
また目標に向かい、頑張っていても、挫折を味わってしまう事だってある。
そりゃ心底しんどいもん!
だから三日坊主で終わってしまう人だっているさ!
でも三日坊主だっていいんじゃない。
その三日坊主が何度も何度も繰り返されていけばさ。
一番大切な事は、絶対に諦めないと言う勇気を保ち続ける事だと私は思う!
私も挑戦する自分自身も常にイジメ、そして称えながら、五月、六月、七月と大きな大会に挑んで行きます。
そして全てに勝利して、必ず世界チャンピオンになると決め、師匠にお応えしていく決意を致しました。
今回も家族とたくさんの方々に応援して頂いての勝利でした。
会場に来て応援して頂いた武心会関係者、普段から治療をしていただいている先生方。
また動物病院の院長をされていて、仕事を調整して応援、また指導しに来て頂いた、元全日本チャンピオンの寺田淳さんや会場にこられた全ての皆様!。
この場をお借りして深く感謝申しあげます!
本当にありがとうございました!
千葉記位


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