先日の武心会での稽古の話。
確か三歳から武心会で柔道を始めた少年。
今は小学2年生になる子供なんだけど、二十日の稽古を最後に、大阪に引っ越す事になっちまった。
とっても残念!
三歳から杉山先生と私に預けてもらい、活発で誰からも可愛がられていた!
私はその彼が通っていたこの四年間、叱り飛ばす方が多かったと思うけど、いつも千葉先生、千葉先生って慕ってくれていた。
月曜日の稽古終了後に挨拶にきて『俺は千葉先生みたいに強くなる!』
と言われた時は、グッとくるものがあった。
その少年だけではないけれど、私はどんな年少の教え子と接する時でも、全ての教え子と接する時も、いつも真剣勝負だ!
それゆえに、後になって大切な事だったとわかる事が本当にあると思う。
親から子供をお預かりした以上、最後の最後まで育成していく使命が私にはあります!
まぁ実際、私の息子を自分の様な奴に預けるのは、チョッと気が引けてしまう気もしますが……(笑)
色々な出会いの数だけ様々な別れはあります。
教え子だって辛ければ、我々指導者だって辛いのは当たり前!
だからこそ、一度交わした師弟魂を絆に、希望に胸を膨らませてお互い大きく成長していきたいものですね!
さあ、今日の武心会の稽古だ!
気合入れて行きますよ!
押忍
千葉記位

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