昨日の教室では、私独自の大内刈りの技術指導をしました!
この技は、私が国体の神奈川県代表最終選考会の決勝戦で、目標でもあり、憧れの選手だった方に勝って、初めて神奈川県でチャンピオンになった時の技です。
当時は、何が何でも高低の背負い投げにこだわっていた時に、(今でもこだわっていますが…笑)何度も何度も研究に研究を重ね、完成した技です。
そして、倒すか返されるか、ある意味ギャンブル的な所があり、捨て身で行かなければ絶対に勝てない相手でした。
その試合をキッカケに、センスの破片もなかった自分が、努力次第でセンスも身につける事が実感できた瞬間だった!
また、この試合は、いつも応援してくれていた、今は亡き義父のシゲルちゃんが、初めて私の試合を見に来てくれた、最初で最後の試合だったので、本当に思い出深い試合と技になりました。
喜んでくれたシゲルちゃんが、優勝の御祝いに届けてくれたアップルパイの味も忘れられません!
その技だけではありませんが、一つ一つの技には想いやロマンがたくさん詰まっています。
技を磨くとは、ただただ動作を繰り返すだけではなく、その技に対して、どれたけの想いを込める事ができるかで磨きがかかり、技がかかるようになります。
私の体験ですが、少しでも参考になれば幸いです。
押忍
千葉記位

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