家に本を求めに来てくれた奇特な人がいた。「朝霧の立つ川」と「やぶ坂からの出発」を欲しいといってくれたので、札幌でもらった新聞のコピーもあげたところ、「ほう、今度は北海道が舞台」と聞かれた。「栃木県の船生町です」と答えておいたが、普通の地方紙の発想なんだなと思った。実際は「本」の商業的な宣伝になってしまうと、栃木の地方紙は地元が舞台になっている本なんか紹介しない。紹介するのは自費出版だけだ。そのくせ、地元の老舗の本屋さんなんか取材している。だから、一坪もない児童書コーナーの“昔ながらの名作”と“売れ筋”が紹介されることになる。「子ども読書のまち宇都宮・市民フェア」で何か変わって欲しいと思う。
Tam空飛ぶ猫だぁ!というサブタイトルどおりに迫力のある画集が出版された。
岸本清子(児童文学作家いいだよしこさんの妹さん)・美術出版社 波乱万丈の人生を生きて、病魔に冒され、亡くなってもう二十年も経つ。
http://book.bijutsu.co.jp
漆原智良さま
いい運動も残り一軒になりました。一階です。ゆうべ飲んだくれているころに、杉本さんから電話を頂いたそうです。学校の「読み語り」に使える詩集ですね。来月やってみます。
今日の予定
寿司屋に冷凍の鹿肉を届けて、10枚書いて(大法螺)、夜は地元の出版社の忘年会。これも浮世の義理かいな。年末のことは何もしない。来年の本がないから頑張るしかないんですよ。

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