「ぼくは足元を見た。ワックスをぬられた体育館の床は、どんより暗い。木目がぐにゃぐにゃ曲がっている。」先生に「立ち止まって、ゆっくり自分の立っているまわり、見てみろ」といわれて、テニスのペアのことしか考えていない「我人」のとった行動だ。こんなに自己チューでとんちんかんな子が、本物の人間の成長をつかむ。仲間やいろんな人を知って、リアルな内面からの、しかも六年生の一年間もかけてだ。「かたぬき屋の兄ちゃん」の章、よかった。うるうるしてくる。
北海道のたくさんの書店で手に入れられるけど、ひでじぃも書店に加わろう。ここでご注文承ります。
りえ子さま
コメントで涙が出てきました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
こちらのまですさま
季節風は不滅です。後藤さんの血が流れ続け、後藤さんの声があふれています。
8日、よろしくお願いします。
今日の予定
また、五行川かな。11日に後藤さんのお別れ会の幹事会があるけど仕事が入っていていけない。いろいろ気になることだけまとめよう。雑誌「日本児童文学」の1,2月号は後藤さんの追悼号になる。原稿依頼がきた。毎日、何をしていいのか分からない日々が続く。情けないほど貧弱だと思う。

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