津波の生々しい記憶と傷跡が目の前に広がる絵本だ。「何も持たず……」というだけで、ひでじぃなど付いて行けないだろう。鳥居の前に打ち上げられた自転車のシーン。無残で無情だ。しかし、鳥居の下と上を別世界にしてしまう自然と、私たちは一緒に生きていかねばならないことも考えさせられた。被災していないものは、いつもその状況にあつた人々と、震災を共有して、未来を想像していかねばならないのだろう。
内田麟太郎さま
すぐ、樹木葬ができるような場所です。西向きは売れない場所とかで全部残っていました。売れない人にピッタリの場所です。資金を作ってくれた本に感謝を込めて、まるで文学碑みたいになっています。
絵本の河さま
人間、無力ですねえ。その無力がなんとか生きているんですから、世の中おもしろいのかもしれません。地獄の血の池みたいに・・・行ったことありませんが。
(創作)日誌
一昨日は二時間きっちり、草刈りをした。みんな年をとったので、30分おきに休んでいた。1時間続けると、手が震えて、タバコが吸えなくなるのだ。しばらくは草刈り機の振動が体に残ってしまう。
昨日は仙台のオフ会。行きはローカル線の旅で、帰りはトンネルばかりの新幹線。若い女性作家に混じって、爺さんが一人飲みすぎていた。いやあ、楽しかった分、申し訳なくて、アナが無くても隠れたい。
今日はいよいよ、目の病院にも。朝晩病院とは情けない。郵便局の用事もできていた。

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