「ポレケのしゃかりき思春期」という副題。
フース・コイヤー作 野坂悦子訳 YUJI画福音館書店。
ときどき真剣に考えることがある。何も勉強しなかったころ、赤ん坊に近かったころが、一番頭がよかったのじゃないかと。ずっと夢中になることがあって、ずっと考えていられたし、答なんか見つけなくてもよかった。大人になって、「公式」なんか知ってしまったら、答は出せるようになったけど、頭はどんどん働かなくなっていると思うのだ。
ポレケは信仰の違い、生まれたところや先祖の違い、両親のこと家族のことで複雑(生半可ではないオランダの複雑)な状態にいるけど、そんな事情を自由奔放な考えで切り抜けていく。その考えが本当の「大人」なのだと、読者は気づかされる。そんな考えの広さと大きさは、より大人を子どもっぽく見ることができるのだろう。大人がいちばんだらしなく思えるのが面白かった。本当は、真実は、そうなのかも知れないと考えさせてくれるポレケの物語。
2012年度リンドグレーン賞受賞作家の本。
敦子さま
せっかくの「しんみり」チョイ残念。命日は来月でした。いつのまにか頭の中が11月になっていたようです。大会は10月なのにね。
内田麟太郎さま
KKベストセラーズさまに成り代りまして、御礼申し上げます。♪美しい○十代……♪ですね。
ぱんださま
老人は気が急いていて困ります。老い先短いのでしょうね。
うるうるさま
FAXありがとうございました。売り上げ倍増です。飲んで来てしまい、御礼が遅くなって申し訳ありません。お墓の字、やっぱり赤ですか。赤字にならなかったもんで、わすれていました。
真っ赤なハリマオさま
ご無沙汰しております。あとで住所変更お願いします。今週がみんな山場ですね。お互い頑張りましょう。
yesnidさま
封筒詰めおわりました。今朝、ヤマトに持っていきます。ご講評よろしくお願いします。
жжжさま
残念、見損ないました。でも、ひでじぃは売れない本を目指して(絵本「うんとも」は別)いるのかもしれません。遠い世界です。
創作・作業日誌
昨日は童話の会の例会で「ふらここ」の発送と新年会の打ち合わせ。
今日は、何が何でも大会の作品を読破するぞ、♪と勇ましく、誓ってここに書いた……♪忙しい一週間が始まった。

0