友達みたいだった犬のユッキーが亡くなった。そのユッキーのお骨を持って、ユッキーの生まれ故郷に行く岳志の物語。ユッキーの故郷雪の下に行くには新幹線から電車に乗り継いでバスに乗り、徒歩で八キロの道のりを行かねばならない。ユッキーのお骨を背負っての冒険のような一人旅。現代の山奥の村を目指すのだけど神々しい世界に入っていくように読めてしまう。村人全員が家族みたいだ。お母さんの実家だけど、郷土資料館のような家での生活が始まる。百ばんちゃと花ちゃん、その「あやとり」こそ極楽の世界だ。ナラの木の根元に埋めたユッキーは母犬ととも神人岳を目指していくのを岳志は見た。そして、8月15日の夜、岳志は村人たちに囲まれ、みんなにもてなされて、十円玉くらいにしか見えない遠い左沢の川原で上げている花火を見るのだ。現実の世界が遠い神代の国の中の一部でしかない、そう感じた。
作者の根源が「優しさ」であると思える本だ。威張っているのは「照れ」なのだろう。
内田麟太郎さま
昨日は「フレンド」というミミズを使いました。四種類くらいありましたが「りんたろう」はありませんでした。ずいぶんお世話になりましたが。「りんたろう」の腹にハリを刺し、腹の中を通すようにして、魚のエサにするんですから、残酷ですね。しばらくもがいていた「りんたろう」もしばらくすると、だら〜んとぶら下がるだけになってしまいます。なんか、怖い話ですね。すみません。
木枯モンジャロウさま
ボージョレー、今年もやってくれるように、さあ、祈りましょう。
うるうるさま
九月の芳賀町総合情報館での作品&原画展、PRもさせていただきます。
詩の河さま
同じ女子大生さまが先でしょうね。小泉さんの奥さん、お若いんですよ。ですから、美空ちゃんです。
創作日誌
昨日は観客がいて、甘露煮用のヤマメをかなり放流した。イノシシが出た話を聞いた。熊が出て、イノシシが出るようなところじゃないと釣りはできなくなっているようだ。
今日から頑張ろうと思った矢先に、逃げようとしていた会議に引っ張りだされてしまった。急いで創作に取り掛かろう。
最後の画像を、と思っていたら、画像以外と判断され拒否されてしまった。別の方法考えてみます。

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