日曜日の朝、おとうさんとおかあさんはもうとっくに起きて、花屋さんの仕事をしている。寝ていた菜乃を起こしたのはチョコットという妖精。起こされて機嫌が悪い菜乃は、疑り深くてむちゃくちゃなことをいう。
チョコットは修行中の妖精で、一日じゅうごろごろしている子を部屋から連れ出して、有意義な生活を送らせる仕事がある。お店の手伝いを菜乃に勧めるが、
「じゃあ、警察官の子どもは、休みの日に警察犬になるの?――」
なんていわれてしまう。でも小さくなる魔法を見せて、菜乃のポケットに入る。
おとうさんといっしょに、おじいちゃんがなくなった家に行く。スイミングスクールでいっしょのかなちゃんの家だった。おじいちゃんに手を合わせてくる。
おかあさんとピアノ教室の発表会場にもお花を届ける。お花を置いたとき、ピアノの先生から、
「主役は、ピアノをひく子どもたち――」
といわれて、菜乃は「お花はいつ、主役になるの」とおかあさんにきく。
そして、もうすぐラスト、菜乃はすごい発見をする。昨日、最上一平さんから届いた「うまい」の一言をFBに書いた。書き手からみたら、羨望の思いでうなだれてしまう名作なのだ。子どもたちとその日常と空想の世界が一体化して、書き手たちまで唸らせる傑作。
木枯しモンジャロウさま
仙人かな、欲がないですねえ。立派すぎます。ま、生きているだけでありがたいのは確かなんですが。ご立派なお方は、欲がないのかもしれません。拝みます。
内田麟太郎さま
褒め殺しと痴漢とスリは現行犯逮捕だと、靖子さんがいっていらしたような……。それで、図に乗るというところが、うれしいですね。両手に花、どんな花でしょう。
ゆうべ、セーラー服が似合うミヨちゃんの夢を見ました。羨ましいでしょう。♪ちっとも美人じゃないけれど〜なぜかボクを……♪
絵本の河さま
「ナビにナビいては」に座布団一枚。
ちょっと古いナビなので、ナビ上で道のない山の中、川の中を走っているとナビは黙ってしまいます。考えているんですかねえ。ナビより地図、地図より勘でしょうか。
創作日誌
同人誌二冊読んだ。読むのも疲れるんだねえ。でも、みんな頑張っている。だから、その頑張りに触れたい。
今日も一行くらい進ませて、土曜日の教室の作品を読みましょう。取材の日なんだけど、どうしようか迷っている。

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