宮下恵茉・作 染川ゆかり・絵 集英社みらい文庫
「とつぜんの告白」から、物語が始まる。石崎くんは、さらさらの黒髪、切れ長で、涼しげな瞳。整った小さな顔、背が高いステキな男子が目の前にいて、「辻本さん、俺と、つきあってくれない?」と聞いている。(お、落ちついて、莉緒)という心臓が止まりそうな展開。
でも、自分に自信のない莉緒の態度から、二人の間がぎくしゃくしてくる。親友の“まいまい”がいろいろ心配してくれるのだけど、まだ、お付き合いをOKしただけ。いっしょに帰ることもあるが、話が弾まない。そんなとき、石崎くんが他の女子と親しく話しているのを見てしまう。
果たして、莉緒の恋は何処へ。
莉緒の一途な一面を見た。それは「反省ノート」だ。初デートの失敗をメモする。こんなふうに、
・カフェでジュースを頼まないこと(こどもっぽい)などなど。
ラストがいい。乞うご期待。大人にでも、誰にでも、いえることなのだけど、わりとできないことなのだ。読んだら、反省ノートを付けましょう。
内田麟太郎さま
“十五少年漂流記”が始まりました。ま、一日編集長でしたけど。アイデア、次回の宿題にしました。ありがとうございます。来月も“一日編集長”でしょう。ドキドキが続きます。
木枯しモンジャロウさま
来月、よろしくおねがいします。みんなの都合のいい日が17日です。メールしますです。
絵本の河さま
「佳人薄命」というのは、気疲れからくるんですね。なるほど……納得。
酒飲み、耳が痛いです。昨夜も飲んでしまいました。女性陣といっしょに。いけませんねえ、そういう習慣。気を付けます。こちら、まだ梅雨が明けません。
しいこさま
川下り、流れにまかせてどこに向かうやら……前途多難です。クィーンエリザベス号が係留してくれますように、祈りましょう。なんて人任せな筏師でございましょう?
創作日誌
昨日のことは、みなさんへのコメントどおりです。
さて今日は、来月の予定の連絡を。そうして、お仕事、企画書もどきを書いて編集者さんに送りましょう。あとは一行くらい書いて、本を読んで、ネットで調べて……、貯まったテレビの録画を見終えたころ、日が暮れて――一日が終わります。

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