石崎くんに恋してる若葉は、人前で大っぴらに告白してくる諒太を相手にしていない。
しかし、諒太と出会う機会が増えていくうちに、諒太の本当の姿や人間的なことを知っていく。若葉自身のことも考える。
石崎くんと付き合っている“恋敵”辻本さんのことも分かっていく。内面までいい子なのだ。みんなの家庭、家族のこと、その日常も知ることになって、気持ちの揺れは震度5強くらい。
石崎くんに恋していることが諒太にはバレバレ。いろんなことをがまんしていることもバレていた。いつも「おねえちゃんだから」とがまんしていることも、「しっかりしているから」と部活の先輩にも頼りにされていることも。若葉は自分自身の辛さがわかって、泣きたくなったときに諒太がいってくれる。「――泣いていいんだって」。
お母さんのこと、弟たちの事件、いろんなことを乗り越えてのラスト、ふふふ、ブロードウェイでスポットライトを当てられたような二人は……、もう書けない。
木枯しモンジャロウさま
港、港に女がいるとかの放浪詩人かな? 山頭火には憧れるねえ。もっと憧れるのは芭蕉で、旅先で……いいねえ。
内田麟太郎さま
主夫兼マネージャーになりたい、某才媛て誰でしょう。鎌倉の人かなあ。亡くなった鎌倉の人もいるし……、江の島かなあ……てんで分かりません。やっぱりムジナさまでしょう、落ちつくところは、へへへ。
絵本の河さま
麟太郎さんが才能にほれ込む人って誰なんでしょうね。気になりますねえ。
関東方面は冷えています。ヒマラヤに行く覚悟が必要でしょう。3人でいらっしゃるんですか。いいなあ。
創作日誌
土曜日は「白昼堂々の密会」と「二人だけの居酒屋」になってしまった。でも、元編集長さんと話せたし、ディズニーメドレーが頭に沁み込んだし、公演は楽しかった。手話ダンスも。
昨日は宇都宮での合評会。今はかなり遠い他県の人が3人もいる。いい作品もあったし、今年はよかったと思う。絵本のラフを閉じて持って行ったら、このまま、塗り絵にできそうといわれた。ホントかわいいんだから。
今日は通常営業。ただし散歩は8時からにする。1行でも増やしたい。午後は懐かしの「飛ぶ教室」を読みましょう。

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