宮下恵茉・作 染川ゆかり・絵 集英社みらい文庫
智哉と付き合いだした莉緒だが、智哉が体育祭で応援リーダーになって、一緒に帰ることも出来なくなった。
そんなときに、同じ応援リーダーの楓先輩が、智哉のところに頻繁にやってくるようになった。楓先輩はかわいくてスタイルがいい、そんな女子がやけに智哉にベタベタしている。
莉緒は気になってしかたがない。「わたしっていう彼女がいるのに……」と考えてしまう。でも、ヤキモチ焼いているのを知られたら、智哉に嫌われてしまうとも考える莉緒。
うわあ、大変な話を読みだしてしまった、と思うくらい、ハラハラドキドキだ。70にもなるジイさんが、中一の女子の切ない恋物語に夢中になるどころか、莉緒になりきって、明るいラストを祈っていた。
それにしても、楓先輩、かっこいいなあと思う。生き方のお手本という感じがする。青春時代に会ってみたかった。
応援リーダーのハチマキにいろいろ意味があることも知った。『キミと、いつか。』はずっと続くそうだ。莉緒と智哉に幸いあれと祈りつつも、次が気になる。
家でもひとりぼっちの莉緒の場面がいくつかある。そのときの心境を描いた場面にため息が出た。
カーテンもこんなふうに場面を盛り立てることができるのだと感心させられた。さすが、売れっ子作家。その宮下さんも莉緒のように心配性だったとか……。
絵本の河さま
この寒い11月に、真夏の7・8月号のことを、と考えると本当に調子が狂います。今がいつなのかさえあやふやになります。鬼が笑っているでしょうね、きっと。
しいこさま
もう市の条件そろっていますよ。ファミレスはありますし、ドーナツ屋さんもありますし、カラオケまであるんですから。これって市の条件ですかね。「こどもの城」は間違いなく、市立でしょう。陸王、意識して逃げています。いろいろありがとうございました。
木枯しモンジャロウさま
一昨日は駆けつけて下さってありがとうございました。
上京すると、次の日が何もできなくなります。どうしてそんなに疲れるのかわかりません。歳なんでしょうね。
創作日誌
今日は午前中に通信添削の仕事をして、午後はさいたま新都心から見えるお客様とホテルで会う。女性ではない。男性二人。さて、始めましょう。早く、この間催促されたお仕事にかからねばならない。一平さん、締め切り、間に合ったかなあ。

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