講談社 青い鳥文庫
もうすぐ5月なのに、バレンタインの話?と思われるかも知れないが、そこにはふか〜い理由がある。
例えば、この頃の天気だ。突然の真夏日があったかと思うと、本来の4月の陽気になったり……。天候不順も、自然災害が増えるのは「龍神界」の「龍王の代替わり」の時期と関係しているのだ。今、この時、龍王の力が弱ってしまっている。その証のように天変地異が始まっている。
主人公の中学生、宝田珠梨は「龍王の代替わり」に関わる「珠呼びの巫女」でもある。珠梨は一日でも早く、「龍王の代替わり」を進めなければならない。次の龍王になるための、龍神王子たちが人間の姿を借りて、珠梨の家に寄宿している。4人とも同じ九頭竜学院にいるのだ。恐ろしいほどのイケメン学生4人と珠梨は同じ学校に通っている。
「龍王の代替わり」が急がれるそんなときのバレンタイン。九頭竜学院では、バレンタインが盛況で、イベントまであるのだ。そして、伝説まである。
その伝説「恋人たちの鏡」が、新しい龍王が誕生するための「生まれ変わりの泉」なのか、12巻の読みどころだ。珠梨はチョコレートを渡すことが出来るのか???
帯の裏側の言葉が重く感じられる。バレンタインでも本命は一つ。龍王になるのは四人の龍神王子の中の一人。「だれかを選ぶということは、ほかのだれかを選ばないということ」
絵本の河さま
しばしお待ちを。まだマル秘なのです。ただいま手続きの最中です。
木枯しモンジャロウさま
レンゲ畑を作っている農家は大変なんですよ。田植えの時期を遅らせなければなりません。おじいちゃんの御厚意が続く限り、レンゲ畑は残るでしょうけど。
サインセール、こちらこそよろしくお願いします。
創作日誌
今日も冷たい雨が降っています。何もやる気がなくて、ゴロゴロゴロゴロ。陶器展にも行けなかった。今日の午後は行って来ましょう。
新しい章を追加することにした。短編1作を書くことになる。大体は決まっているのだけど、さりげなく終わっていた前作が惜しい気がしてまだ書けないでいる。今まで、書き直しなんて一度もしてこなかった「つけ」が回ってきたと考えましょう。
「ウソつきは官僚の始まり」はいいタイトルだったねえ。毎日、誰かがバカなことを言っては、謝罪し、言ったことを撤回している。よくも恥ずかしくもなく、テレビに顔を出せるねえ。家族、親族がかわいそうだと思ったが、ナッツ姫一族のように常識が違っているんだろうね。

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