昨日、森埜こみちさんからのメールで、「釣り人の俳句」を期待された。でもまだまだその気になれないなんて、返事をした後、栃木県の北部の町、黒羽町をかなり訪ねたことを思い出した。
黒羽町は「奥の細道」に出て来るように、芭蕉が長いこと滞在していた。町にはたくさんの句碑が残っている。現在、記念館のようなものもできている。
句碑のの一つが黒羽町の外れにある、禅宗のお寺の雲巌寺にもあった。静かな境内と広い庭、大きな橋を覚えている。ヘビが出ないうちに行きたくなった。
東北線の西那須野から黒羽町まで、高校生時代にはジーゼルカーが通っていた。途中の駅名が、「奥の細道」に出てくる地名だったと思う。田んぼや畑の中にあった駅、もちろん駅舎なんてなかった。2度ほど乗った後廃線になった。
森埜こみちさんの『わたしの空と五・七・五』の主人公「空良」は芭蕉の弟子の曽良からきているのではあるまいか。その曽良も一句残している。句碑が転々としていて、今どこにあるのか思い出せないが、きれいなかな文字の句碑だった。「かさねとは八重なでしこの名なるべし」だったかなあ。曽良が会った村娘の名前のことを詠んだと覚えているが。
雲巌寺
絵本の河さま
釣りは悪天候がいいんですよ。魚の活性がいいんです。都合が悪いのは釣り人の方です。雨の日も雪の日も行ってますよ。
創作日誌
添削のコメントを返した後、釣りの疲れが出たのかボーっとしていて、何も進まなかった。たまにはそんな日もいいのだろう。本屋に行って、問題集だけは買ってきた。
今日はどうしようか。メールを見て考えよう。
明日は読み聞かせがあるはずだが、学校から何の連絡もない。学校もメールが使えたらいいんだけど。電話と手紙だけだ。ちょい不便だ。車だと3分もかからないんだけどね。

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