亀が丘中の「こころ」は元美術部。ある日校庭でスケッチをしていて、飛んできたボールを素手で捕球したのを認められ、野球部にスカウトされる。実際は9名の部員のキャッチャーだった選手が怪我で抜けて、8人になってしまったことが原因なのだが、キャッチャーをまかされる。そんなところが今までの話だった。
それまでには、「こころ」の入部への葛藤があり、たった一人の女子部員ということの抵抗も、実際の練習と、投手とのぎくしゃくした関係も「こころ」は懸命に乗り越えてきた。
Vはいよいよ公式試合に臨む。その第1試合の前に、松葉杖をついた堂島先輩が戻ってきたのだ。「こころ」は野球部を辞めることまだ考えた。8人だったから、自分のポジションがあった。堂島先輩がキャッチャーに戻ったら1人余ってしまう。
そんな亀ヶ丘野球部と「こころ」はどうなってしまうのか。
作者は「試練」に優しさと団結心を描くことを忘れない。
とにかく公式戦第1試合が見ものだ。
横澤彰といえば、ハリウッド女優? の横澤夏子さんのお父さんだ。24日から始まった「マンマミーア」で娘さんも観たいと思っている。
野泉マヤさま

みちのく東北の妖怪って、座敷わらしやカッパのように愛嬌のある話も多かったですが、本では本物の怖さ、怖さにある妖怪たちの意志が見えて興味深かったです。ありがとうございました。
創作日誌
なんか、夏休みが終わりに近づいた子どもたちの心境になっている。宿題が本当に溜まっているのだ。添削が来る月末も侮れない。依頼した原稿が届き始めている。きのうも2作読んだ。それで午前中は終わり。仕事も限界。
今日こそは「季節風」の原稿を頑張りましょう。その前に「ふらここ」の加筆も。とりあえず、切羽詰まった状態を細かく並べてみましょう。

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