美術部から、野球部に入った「こころ」。野球部で一人の女子で、経験もないままキャッチャーに。そのきっかけや偶然も興味深かったが、懸命さを応援するように読んできた。そして、シリーズ5巻目で、こころはキャプテンを任される。
キャプテンのこころ自身、体力の無さから練習が軽くなってしまったり、レギュラーを選ぶことで迷ったりしている。部員から「分裂」という言葉さえ出る。
そんなとき、静かすぎる美術部に向かう。誰が心配してくれるわけではないが、こころ自身が何かを掴める部室なのだ。先輩との何気ない会話で、こころは混沌の出口を見つけることになる。
今回、レギュラーを外れる部員たちのことが興味深かった。心の底に持っているレギュラー願望をキャプテンはどう考えるのか、部員たちはどうするのか。まだまだ亀が丘中野球部木下こころの物語は続きそうだ。
創作日誌
散歩もしたが、午前中は何やかや読んだり書いたりしていた。2月はいつもの月より2日少ない。いきなり3月が来てしまう。それでいろいろ焦っている。
3月1日は釣り解禁の日。近所の釣り老人たちはまだ迷っている。ここ数年、解禁日に釣れたことがないからだ。漁協に金が無いから放流ができない(放流したことにしているが)。仲間たちと一緒にひでちゃんも悩んでいる。
3日が解禁の多摩川、一平さんはやる気満々。解禁と同時に釣り月間となる。
どうしようかなあ。
今日は通信添削を一つと2日の合評会の準備をしよう。同人誌評もある。また、自作から遠ざかってしまうのが辛いところだ。ま、暇さえあれば悩んでいるけどね。

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