宮下恵茉・作 染川ゆかり・絵 集英社みらい文庫
ずっと読んでいると、表紙の文面を気にしなくなるのかもしれない。やけに男子ばかり出てくるから気になった。シリーズ第10弾が「ボーイズ編」だとわかったのはあとがきで。
しかし、男子(この老人も含めて)は手際が悪いねえ。モタモタし過ぎだ。そこに共感しすぎてしまうから、派手なサスペンスやアクション映画を超えるくらいドキドキしてしまうのだろう。
麻衣の呼び方で悩む悠馬の本音にドキリとした。
「――でも、本当は『麻衣』って下の名前で呼びたいんだよなあ〜」
こういうのって、わかるよなあ。
初デートで「出会い」を思い出す悠馬。あれから7年、いいなあ。
表紙のカバーの裏に、なるほどと思える言葉があった。
「女子が思うほど、男って美人やかわいい子が好きなわけじゃない」言い得てる。
読み終えて、悠馬のモタモタがなぜかうれしく思えた。不器用さが人の真実を物語っているのかもしれないと思った。
木枯しモンジャロウさま
30日に「えちてつ物語」を見に行って、編集後記で「糸魚川セミナー」の宣伝を書きます。あとで広告費をもらいます。ふふふ
しいこさま
サングラス、そうだったんだ。もしかして北欧系なのかもしれませんね。ひでちゃん、アフリカ系、一平さん北極系。
今日、上京したら、しばらくは釣りのことだけ考えます。
創作日誌
童心社さんから「母のひろば658」が届いた。表紙の文は五月女勝元さんだった。一緒の冊子に拙文を書かせてもらえたなんて、もう死んでもいいくらいだ。生きたいけど。全部、いとうみくさんのおかげ。『天使のにもつ』のおかげだ。
編集会議はいろいろもめたけど、意見を通させてもらった。次回は11・12月号の作品の執筆者を選考して、1.2月号の企画に入る、というか、「創作特集」らしいけど。
今日も上京、でもお花見、というか宴会かも。

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