吉田純子作 つじむらあゆこ絵 あかね書房
大好評の『おばけのポーちゃん』シリーズ、なんと11巻目。ただいま発売中。
ポーちゃんは、山の中の「ぽつんと一軒家」のおじいちゃんの家にやってきました。おじいちゃんたちは遠いスーパーまで買い物に行けずに、おやつのドーナツを用意できませんでした。
お仕事のあるママが帰ってしまった後です。大きな地震が起きました。こわがりやで「かなしばりおばけ」のポーちゃんは「ストップ」といってしまいます。おじいちゃんもおばあちゃんもうごけなくなりました。
ジャンプしてくるりと一回転して「うごけ、うーごけ」といって、おじいちゃんたちはうごけるようになりました。
地震がこのごろ多いようなのです。でも、ポーちゃんは残っているドーナツはないかと、台所の奥まで探しに行きました。そこで、床が抜けて、地下室に落ちてしまいました。古くてこわれそうな家だとおじいちゃんがいっていた家です。床が抜けるくらい当たり前です。
落ちたところからおじいちゃんたちを呼びますが、返事はありません。目の前には長い通路が見えます。「てにめおばけ」のおばあちゃんが落ちたところから手を伸ばしました。
でも、ポーちゃんは見つかりません。通路を進んでいって、ぶきみな音を聞き、ポーちゃんは「すなかけばばあ」に出会ってしまうのです。
ポーちゃんはすなに埋められてしまったとき「ストップ」といってしまいます。「すなかけばばあ」も止まったままですが、ポーちゃんも砂に埋もれて動けません。動けないということは「ストップ」で止まったままのお化けを、元に戻して動かすことができないということです。
考えるととても恐ろしい状況です。ポーちゃんたちはどうなるのでしょう。
地震は止まるのでしょうか。
この後、二人のお化けに出会います。ポーちゃんは楽しいことが大好き。楽しいこともいろんな問題を解決してくれます。
さて、身動きの取れない状況からはご自分で、読んで確かめてください。思わず、「なるほどなあ」といってしまうでしょう。
敦子さま
いえいえ、ご執筆ありがとうございました(1会員、1読者として)。おかげさまで、興味深い企画を成功させて頂いたと思います(元編集担当としての感想)。こちらこそ感謝です。
木枯らしモンジャロウさま
お疲れさまでした。いつも寝ている時間でしたよ。飲めるのはいいねえ。
榛名湖、夏だねえ。♪待て〜ど、暮らせど・・・、になりませんように。♪湖畔の宿の地でもあります。
うるうるさま
栃木県の病院、ここだけの話ですが、老人の病人の行き先が決まっているんです。2週間で、あの病院に行き、一か月も経たないうちにそのまま――です。
国立病院もなくなりました。評判のよかった先生方は他の地に行ったり、開業したりしています。医療センターと名前が変わりました。中身も変わりました。実際、何回か怒鳴り散らして帰ってきました。おふくろは名前を間違えられたまま診察を受けました。そんな現状です。だから、みんな、なぜ栃木県かといっていますが、そうなることを予想していなかっただけです。感染者、クラスター急増です。しばらく栃木は出られませんね。
絵本の河さま
表紙、味戸ケイコさんです。
創作日誌
どうもイスも悪いようだ。ZOOMの会議をやるとたいへん。早くリハビリに行きたいと思う朝だ。
今日もZOOMの会議がある。100万ボルトを受けてこよう。
作品、こつこつやっている。今は4月1日締め切りのやつ。去年の春に書きだした作品、また、同じ時期から書き出すようだ。与作、いや遺作かなあ。♪トントントン

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