吉田純子作 つじむらあゆこ絵 あかね書房
こわがりなおばけ、ポーちゃんがポンすけくんの家におばけ小学校からのプリントを届ける話から始まる。
かなしばりおばけのポーちゃんは、今日も教室でかなしばりの呪文をいって、みんなをかなしばりにしたばかりだ。
ろくろっくびのクビコ先生から、世界に3人しかいないスーパーゴーストがこの町にきていると聞かされる。その3人を倒せたら、スーパーゴーストになれるという。
ポーちゃんは先生から、給食のパンとプリントをあずかって、ポンすけくんの家に向かうのだが……。右と左を間違うポーちゃん、郵便局の左隣がポンすけくんの家で、右隣はスーパーゴーストたちがいる大きなおばけやしきだ。
さてさて、ポーちゃんの運命やいかに……。スーパーゴーストになれるのかは読んでからのお楽しみ。
右と左が分からない人と言えば、最上一平さんだ。まず、小学校1年のときの教室の黒板を考えるという。1年生のときは黒板に右左が書いてあった。だから、とっさに右左の判断ができないい。一度助手席で案内を頼んだ時、右と言われて曲がった。行ったのは左の道。ひでちゃんも右左があやふやでよかった話になった。
創作日誌
昨日は、日本児童文学者協会宇都宮支部の遠足。足利学校や鑁阿寺を回り、そばを食べたり、着物を買ったり(お金持ちのはやみずさん)、足利美術館で、長谷川利行展を見てきたりした。
長谷川利行さんの一途さはすごかった。貧乏もよかった。絵は山谷や浅草に関した絵がほとんどだった。
昭和60年代まであった「お化け煙突」の写真が、解説の中にあった。みんな知っているかなあー。東京タワーへの遠足でガイドさんが教えてくれた煙突だった。2本に見えたり、3本に見えたりした煙突。千住火力発電所の4本の煙突だった。
神谷バーの絵を見たとき、もう一度行きたくなった。
さて今日は快調。1枚に挑戦しましょう。それから、曙橋、小峰書店で販売会議。

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